事故や災害など、恐ろしい経験をしたショックで発症するPTSD。いつまでも心身の不調が続くこともあれば、数年後に発症することもあります。
あまりにつらすぎる体験は思い出ではなく、PTSDとなっていつまでも苦しむよ。
— ?MIDORI (@haramiri0721052) January 9, 2018
PTSDとは
命の危険や強い恐怖感を伴う経験すると、その恐怖の記憶が心の傷(トラウマ)として残り、心身に様々な症状を引き起こします。ただし、同じ経験をした人が全員PTSDになるとは限りません。
医学生時代の夏休み、国立武蔵療養所(当時)で実習させてもらいました。配属されたのは「出征中に発病した統合失調症の人のみが入院してる病棟」と説明されましたが、医者になって出会ったその病とは違ってました。いま思うとPTSDだったのかも。気づかず申し訳なかったです。いつかちゃんと書きたい。 https://t.co/pZEzLi7kC1
— 香山リカ (@rkayama) January 7, 2018
経験に対するつらさの受け止め方は個人差があるので、PTSDに罹ったから心が弱いということではありません。自分でも理由が分からない心身の不調が、過去の体験に起因していることが分かれば、健康回復への道筋が見えてきます。
フラッシュバック
過去の体験を連想させるようなきっかけに接した時、起きる現象がフラッシュバックです。例えば火事や事故のニュースに接し、自分自身が体験した火事や事故を思い出したり、ケンカのシーンを見て自身が受けた暴力を突発的に思い出したりします。
PTSDを気持ちの問題って言うのやめてほしい。
反応したくないのに勝手に反応するし吐き気とか頭痛したり涙止まらなくなるんだよそんなのを気持ちの問題だからどうにかしろって言うのやめてよしにたい。— ゆきの (@kyouka240) January 9, 2018
記憶だけでなく、痛みや感情も蘇ります。時には出来事は忘れたままでも、感情や心の痛みだけが蘇り、なぜそうなるのか自分自身でも分からず悩む人も少なくありません。さて、次のページでPTSDのチェック方法と治療法、周囲の人の接し方をご紹介いたします。
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