更年期を迎えた女性は、大きな体の変調を迎えます。その中でも注意したいのが、骨がもろくなる骨粗鬆症です。
ところがこの骨粗鬆症は、年配の女性の問題だけではなく若い女性や男性にも見られる病気なのです。今回は、この骨粗鬆症の原因とセルフチェック及び予防の仕方を紹介します。
骨粗鬆症とカルシウム
骨粗鬆症とカルシウムは、切り離して考えることなどできません。骨粗鬆症について語る前に、カルシウムについてまずお話いたします。
カルシウムは体内で作ることができないので、食べ物から摂取することで骨に保管され、99パーセントが骨と歯の形成に使われます。血液中のカルシウムが不足してくると、骨に蓄えられているカルシウムが血液中に溶け出します。
カルシウム不足はイライラのもと。イライラしていては、安眠できるはずがありませんので、カルシウムは積極的に補給しましょう。牛乳にはカルシウムが多量に含まれていますのでストレス解消はもちろん、女性に多い骨粗しょう症の予防、子供の成長の促進のためにも役立ちます。
— 快眠を得るために (@10feeuni) September 28, 2017
その結果骨がスカスカの状態になり、骨粗鬆症を発症します。カルシウムが不足すると、骨粗鬆症だけでなく動脈硬化、心臓病や脳卒中などの病気を併発します。
骨粗鬆症の予防
骨粗鬆症の予防は30代から始めるべきです。予防方法は主に食事と運動です。牛乳、干しエビ、豆腐、大豆製品や小松菜は豊富にカルシウムを含んでいます。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、鮭、さんま、しいたけ、キクラゲ、卵に含まれています。骨の形成に必要なビタミンKはほうれん草、納豆、ブロッコリーや小松菜に含まれています。
たんぱく質は、鶏肉と卵から摂ることができます。カルシウムの吸収を妨げるナトリウムやカフェインは、インスタント食品やコーヒーに含まれています。カルシウムやビタミンのサプリメントを利用すると良いです。
日光を浴びることでビタミンDができます。運動は水泳やジョギングなど、骨に負担になる運動がおすすめです。これらを摂取しても発症してしまった時のために骨粗鬆症の症状、原因とセルフチェックについて次のページで詳しくご紹介いたします。
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