気が付いたら、頬にニキビができていたということはありませんか。
広い頬の中にできてしまうと目立ちますし、メイクがしづらいので何とかしたいと思うでしょう。
頬にニキビができる原因は何なのでしょうか。
また対策方法を紹介します。
跡が残って治らない原因
ニキビができる原因として挙げられるのは乾燥やメイク汚れ、ホルモンバランスの影響です。
・乾燥やメイク汚れ
頬は顔の中でも皮脂の分泌量が少ないです。
肌を守る皮脂膜が作られにくい場所といわれています。
そのため水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい場所です。
ニキビができるのは過剰な皮脂分泌が原因ともいわれていますが、実は乾燥もニキビの原因となるのです。
また、頬はファンデーションやチークなどを載せるので、毛穴に残ったメイク汚れが皮脂と混ざり合い、アクネ菌の栄養源となります。
アクネ菌とは常に皮膚に存在し、皮膚の健康に関係するといわれる細胞の一つで空気があると生きられないので毛穴の奥などに存在し、皮脂や汚れを栄養源として増えるものです。
アクネ菌が増えると炎症が引き起こされ、さらに炎症が悪化してしまうとデコボコしたクレーターのようなニキビ跡になることもあります。
・乾燥
乾燥するとニキビができやすいといいますが、それはなぜでしょう。
肌が乾燥してしまうと皮脂分泌を増やして肌に潤いを与えようとする働きが強くなります。
この働きが強くなる一方で、乾燥した肌ではターンオーバーが乱れてしまうのです。
ターンオーバーとは、表皮細胞の生まれ変わりのことを言います。
一定の周期で新しく生まれた細胞が皮脂表面まで押し上げられ、剥がれ落ちるまでのことを言い、平均的な周期は約28日間です。
周期が乱れてしまうと肌トラブルが起こりやすくなります。
ターンオーバーが乱れると、皮脂の一番外側にある角質が厚くなるので皮脂が毛穴の中に詰まりやすくなり、ニキビができやすい状態になります。
・ホルモンバランスの影響
頬のニキビは、ホルモンバランスにも影響されるのは知っていますか。
ストレスや睡眠不足、疲れなどによってホルモンバランスは乱れてしまいます。
そうなると皮脂分泌が過剰になってしまいニキビができてしまうのです。
ホルモンバランスとは、体の状態を一定に保つため、必要な時に必要な量が分泌されます。
しかし、ストレスやホルモンの分泌量が少なかったり、多くなったりとホルモンバランスが乱れると体に不調が現れます。
・日焼け
今年はかなりの猛暑となり、苦労されている方も多いのではないでしょうか?
夏といえば日焼けですが、これもニキビと大きな因果関係があります。
というのも、日焼けを予防しようと大量に使用する日焼け止めクリーム。
これもメイクと同じように毛穴を詰まらせる原因となり、ニキビが発生しやすくなるのです。
他には、頬が触れる枕やシーツなどの寝具についた雑菌も注意しましょう。
雑菌によって炎症が起こりやすくなり、ニキビを悪化させてしまうかもしれません。
次ページでは頬ニキビの治し方についてご紹介していこうと思います!!
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