従来、日本に生息するアリと全く違う性質を持つヒアリ。ついに日本の港でも発見されましたが、その特徴と見分け方をご紹介いたします。
ヒアリの特徴と見分け方
日本在来種の黒アリと比べ、ヒアリは体が全体的に赤茶色で、中央に二つのコブのような突起があるのが特徴的です。体調は2.5ミリ~6ミリほど。
ヒアリ自体はそれほど大きくありませんが、巣は直径25〜60センチ、高さ15〜50センチ程度のドーム状のアリ塚です。これも日本の黒アリの巣とまったく違うので、公園や草むらで土が盛り上がったところには用心して近づかないようにしましょう。
刺された時の症状
ヒアリはアゴで何回も噛んだ後、お尻の毒針で刺してきます。刺されると火傷のような痛みを感じるため、漢字で「火蟻」と書きます。
また、蜂に刺された経験のある人はいっそう注意が必要です。一度でも蜂に刺された経験があると体内に蜂の毒に対する抗体ができており、そこにヒアリが刺した毒が入るとアナフィラキシーショックを起こす恐れがあるからです。
学名種小名invicta⇒invincible(インヴィンシブル)=無敵、頑強。
というのも無敵の訳もなく、ヒアリの天敵、特に苦手なアリは少なくないです。それを避ける為わざと厳しい環境を選んで生息し、相応しい強さを獲得したでしょう…。和名はご存知通り、人間が刺された時の火傷のような激痛に由来する。— Jun (@ni075) January 13, 2018
もしヒアリに刺されたら虫刺され薬を塗り、静かに横になって様子を見ます。容体が急変したら急いで病院へ。
その場合は医師にヒアリに刺されたこと、アナフィラキシーショックの危険性があることを伝えましょう。もしヒアリを見つけたらどうすべきか、天敵はいるのかなどの情報を次のページで詳しくご紹介いたします。
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