独特のくさみがあるレバー。好き嫌いもはっきり分かれる食材です。しかし、その栄養素は食材の中でもトップクラス。今まで敬遠していた人も、ついつい食べたくなってしまうレバーの効能を紹介します。
レバーは鉄だけではない!
レバーというと、鉄分を思い出す人も多いと思いますが、それだけではないのです。レバーには鉄以外にも栄養素がたっぷり含まれています。
ビタミンA(レチノール)
実は、どの食材よりも多く含まれています。ビタミンAにはたくさんの効能があって免疫力の向上、眼精疲労、粘膜の新陳代謝を促す働きがあります。また、抗酸化作用もあるので老化防止にも。美白、美肌効果も期待できる優れものです。
ヘム鉄
レバーと言えば鉄ですね。しかも、レバーに含まれるヘム鉄は身体への吸収率が20%と高いので、貧血予防には最適です。ほうれん草などの野菜に含まれる非ヘムは吸収率は5%程度ですが、その吸収を助ける働きもあります。
心身に必要な栄養
ビタミンB群
レバーには、エネルギーを作るためには欠かせないビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB2は細胞の再生を促し、動脈硬化を防止します。
また脂肪の分解をする働きもあり、ダイエットにも効果的です。ビタミンB1には身体の活性化、疲労回復を促す働きがあります。
ニラやネギなどに含まれるアリシンと結合すると、吸収率がアップします。妊娠中や子供の成長に必要な葉酸も。ビタミンB12との働きで赤血球を合成するので「造血のビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに必要な栄養素です。ダイエットをする上では欠かせない栄養素です。
牛乳、鶏卵、豚肉、レバーなどに多く含まれています。
サプリメントで摂取してもいいですね。ken
— ダイエットがんBOT (@da18l10) October 16, 2017
トリプトファン
必須アミノ酸の一種です。神経伝達物質セロトニンの原料となります。セロトニンはメンタルの安定には欠かせない成分で不眠症、うつ病の改善に効果を発揮します。
以上のように栄養素豊富なレバーですが鶏、豚、牛で期待できる効果が変わってきます。それぞれの効能は次のページで詳しくご紹介いたします。
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