爪の白い部分が広がる・増えるという方
爪の白い部分が増えてくる爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)についてご紹介します。
※原因と治療法
では一体爪甲剥離症とは、どういう症状のことなのでしょうか。
それは、爪が爪の先から根元に向かって、少しずつ剥がれていく病気です。
特に痛みは無く剥がれ落ちることはありませんが、先端が浮き上がってしまい、爪の色が白色や黄色になって見た目が悪くなります。
このように、かなり深刻な状態でも、痛みはありません。
ですが、爪が皮膚から浮いている状態なので、強度も弱まり爪が割れやすい原因や二枚爪になる可能性もあります。
人間の機能でも使用頻度の高い手は、剥離した指先から細菌が入りやすいこともあります。
では、なぜ剥離してしまうのでしょうか。
その原因のほとんどが後天性のものです。
①外因性によるもの
②カンジダ菌による感染症によるもの
③薬や紫外線によるもの
④病気にともなうもの(皮膚疾患、心肺疾患、甲状腺機能の異常など)
⑤貧血が原因で起こる匙状爪(スプーンネイル)にともなうもの
⑥アクリル・ジェルネイルを無理やり剥がした事によるもの
こちらの爪甲剥離症の原因は、何かの拍子に爪の先に物を刺してしまい、後にこのような状態になっている場合が多いように思われます。
この場合は一旦剥がれてしまうと、爪と皮膚はくっつかないので、爪が伸びるまで長期戦でしっかりケアを行う必要があります。
・爪を短く整えておく
・なるべく爪先を使わない
・しっかり保湿する
この3つを意識して、健康的な爪を取り戻しましょう。
そして、そのほかの原因の場合は、皮膚科などの専門医を受診することをオススメします。
日頃、あまり爪を意識する人は多くないかも知れません。
ですが、手足の爪は健康のバロメータでもあるので、時々チェックしておきたいですね。
自分はまだ大丈夫だろうと思っていても気づかないうちにということもありますので、早め早めの行動をお勧めします!!
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