耳から突然の出血!?血が出る症状ってどんな病気があるの?血が出た時の原因や対処法&応急処置をご紹介!



耳から血が出る原因は?

「耳から出血する」というと、重大な病気なのか、難聴になる前触れか?と、

思わず不安を感じてしまう方が、数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

血が出る前に耳掃除をしていたなら、耳かきで内部を傷つけてしまった可能性が考えられますが、

何もしていないのに血が出たという場合は、耳のどこから出血しているかを確認してみましょう。

・耳介からの出血

耳介とは耳たぶのことで、基本的に耳の穴の入口付近の部位などを指します。

周囲に患部を守れるものが少なく、耳介の皮膚自体も薄いために普段の何気ない動作や、

行動に加え、軽い運動をするなど、日常生活を過ごすだけでも傷がつきやすい部位です。

さらに外傷が軟骨にまで達してしまっている場合は、感染症に注意するべきとされています。

・外耳道からの出血

外耳道とは耳の穴の内部のことで、耳垢がたまる穴の入り口から鼓膜までの部位を指します。

耳垢除去のため、耳かきで耳掃除をした時など外耳道を傷つけたことで血が出る場合が多いです。

外耳道は皮下組織が薄いため、少しの引っ掻きでも傷がつきやすいですが、

ほとんどの外傷性損傷の場合は、そのまま患部を触らずにいると止血されます。

しかしながら、炎症などによる出血もありますので、場合によって耳鼻科受診を検討して下さい。

・鼓膜からの出血

血が出た部位が鼓膜の場合も、耳垢除去をする際の耳掃除による耳かきでの損傷が考えられます。

他にはボールに強くぶつかったり、平手打ちを受けたりなどで鼓膜に衝撃が生じた外傷によって、

出血することもあり、最悪の場合は鼓膜が破れて血が出ているケースもあるので注意が必要です。

ほとんどの場合、鼓膜の外傷は自然治癒されるとのことですが、念のため受診を検討しましょう。

・中耳からの出血

中耳とは、耳内部の鼓膜より奥側のことで、鼻の奥と耳管でつながっている部位を指します。

鼓膜によって外部との接触が少ないため、骨折や打撲など以外で出血するのは稀とのことです。

そのため、中耳から血が出た場合は病気にかかってしまっているケースが考えられます。

上記のことから、中耳からの出血が疑われる場合は、耳鼻科へ早期受診をしましょう。

・内耳からの出血

内耳とは、鼓膜の奥にある中耳のさらにまた奥側にある部位を指します。

中耳よりも奥側にあるので、内耳も骨折や打撲、重度の損傷など以外での出血は非常に稀です。

そのため、内耳から血が出たと判断できる場合は頭部の骨折や打撲などの危険性があります。

このような場合は、一刻も早く耳鼻科に受診してください。

以上、耳から血が出たとしても、まずは慌てずに「どこから出血しているのか?」と、出血部位を

明確にしたところで、次のページでは耳のガンなどの病気の症状や対処法を見ていきましょう。

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