へそのゴマと腹痛
「へそのゴマを取るとおなかが痛くなる」と聞いたことがありませんか?実はそれ、迷信です。へそのすぐ下は臓器を包んでいる腹膜。
へその穴をいじると腹膜が刺激されておなかが痛くなることがありますが、それは強い力でグリグリした場合。ごまを取るだけで、痛くなることはそうそうありません。
なので、へそのごまは安心して取ってしまいましょう。そうしないと、病気になってしまうかもしれません。へそのゴマの正体は垢や角質、石鹸のカスです。これらが蓄積して、黒いゴマのようになります。
「臍石」という立派な名前もついています。放置して大きくなると、名前のとおり石のようになり、自分では取れなくなってしまいます。
へそが臭う原因
ゴマと呼ばれているので侮っている方も多いと思いますが、へそのごまは菌の塊。多くの数の菌で出来ています。その数なんと120万個で、便器の4,100倍の数です。
へそのゴマに含まれる菌は無害なものも多いそうですが、放置しておくと菌が繁殖して悪臭がすることも。また、へその中に傷ができるとそこから菌が入り込み、「臍炎」という病気になる可能性もあります。
体臭の原因は、汗そのものというより皮膚についている細菌が汗と混じってしまうことだ。臭い対策をするなら皮膚をきれいにしておくことが必要だな。気を付けるポイントは「耳の後ろ」と「へそ」だ
— 美容DIO (@makeup_DIO) October 14, 2017
臍炎になるとへそ周辺の腫れ、腹痛、化膿、湿疹といった症状が発生します。さらに菌が腹膜に感染すると、腹膜炎になることも。
腹膜炎は悪化すると命に関わる病気なので注意が必要です。
他にもまだまだ危険な病気の可能性はあります↓↓
臭いや病気を防ぐ方法はひとつ、へその掃除です。
次のページで、掃除の仕方について詳しくご紹介いたします。
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