はじめから、諦めている人はいませんか。
「小さいときから色黒なんだよね…」
「今年は日焼けしちゃったから白くなりたい」
そんな風にお考えの方も多いのではないでしょうか?
色黒はもう生まれつきだからと諦めないでください。
実際に色黒の女性でも毎日のケアを継続することでお肌は必ず白くなるんだそうです。
お肌が黒くなるのは3つの原因
まずは、お肌が黒くなる原因からご説明します。
お肌が黒くなる原因としては様々な要因があると言われています。
時期によって紫外線を直接浴び続けることで日焼けし、黒くなることはみなさんもご存知だと思います。
また生活習慣が不規則になりターンオーバーが乱れたりなどでお肌が黒く見えてしまうことがあります。
ターンオーバーとは、ずばり「お肌の新陳代謝」のことで、つまり、お肌(皮膚)が新しく生まれ変わることです。
①紫外線を浴び、日焼けして黒く見える
お肌が黒く見える原因として一番多いのは、紫外線を浴びることで起こる日焼けが原因とされています。
そのメカニズムは、次の通りです。
1)人間の肌は紫外線を浴びると、肌の奥の基底層(きていそう)にあるメラノサイトが活性化してメラニンを作ります。
2)このメラニン色素は紫外線から皮膚を守る働きがあるのですが、色素が濃い為、紫外線をたくさん浴びてしまうとメラニンが大量に生成され、お肌が黒く見えるようになります。
3)本来、肌のターンオーバーで古い角質が剥がれ落ちると同時に黒い部分は剥がれ落ちていきますので、時間の経過とともに本来の肌色に戻るはずなんですが、日常的に紫外線を浴びてしまうと肌の黒い状態が続き、色素沈着を起こして、シミとして皮膚に残ってしまうのです。
そのため、紫外線対策は欠かせないんです。
②メラニンの色素量が多い
次に遺伝的な理由になります。
メラニンの色素の量が多い方はお肌が黒く(暗く)見えます。
逆にメラニン色素量が少ない方は肌は白く見えます。
このメラニン量は遺伝でも受け継ぐことがあるので、小さい頃から色黒な方はメラニン量が生まれた時から多く、地黒の可能性が高いのです。
③肌のくすみが原因で暗くみえる
お肌の状態が原因でお肌が暗く見えてしまうこともあります。
具体的には、次の状態です。
1)一般的に乾燥が原因でお肌の潤いが不足
2)血行が悪い。
これらの状態では、お肌の透明感がなくなってしまい、お肌が暗く見えてしまうのです。
原因は、次のようなことが考えられます。
両者ともお肌が暗く見えてしまうので、通常時の肌色のトーンよりも暗く見えがちになります。
1)血行が悪いのは疲れやストレス、睡眠不足
2)お肌の乾燥は保湿不足
肌を白くする方法【スキンケア編】
それでは、対策についてです。
まずは、当たり前ですが、肌を白くさせる方法の前に、紫外線からうけるダメージを最低限防ぐことは忘れずに行いましょう。
特にお顔だけ白くしたいと考える人もいますが、じつは顔だけ白いよりも、体全体が白い方がより、相手に白いお肌だ!という印象を与えます。
日焼け対策を欠かすことはできません。まずは基本的な美白ケアをご紹介していきます。
①美白成分の含まれる美白化粧品(化粧水やクリーム)
お肌を今よりも明るく見せる為には、シミを防いだり、くすみを防ぐ為の化粧水や美白クリームを使うことでより自分の理想のお肌の白さに近づくことができます。
お肌のくすみを除去したり、紫外線を浴びて発生した活性酸素はお肌を錆びさせる原因ですが、お肌トラブルの根本原因でもある活性酸素を除去してあげることで、ワントーンお肌が明るくなるので、くすみとシミの予防をするだけでも美白に一歩近づくのです。
②ピーリングで古い角質を剥がす
ピーリングはお肌の古い角質を剥がすことでお肌の代謝を上がり、自身が持つ肌本来の白さを取り戻すサポート効果を促します。
お肌のいらないもの(古い角質)を除去することで、新しい細胞が生まれ乱れたリズムが整っていきます。
ピーリングはお肌に負担が掛かるので、1週間から2週間に1回程度の使用頻度でお手入れが良いでしょう。
③ヨーグルトパックで新陳代謝を活発に!
ヨーグルトパックは美白に関係性が高いと言われています。
直接的にヨーグルトが肌を白くするというわけではなく、ヨーグルトに含まれるフルーツ酸(AHA)は古くなった角質層を取り除く作用があるので、くすみが原因で黒く(暗く)見えていたお肌を明るくさせる働きがあります。
その他にもヨーグルトに含まれる乳清はお肌の保湿を高めるので乾燥によるくすみを予防したり、ビタミンB群はお肌のターンオーバーを促進させることもあり、ヨーグルトパックが美白になると言われています。
④小麦粉パックの美白効果
ヨーグルト同様、小麦粉に美白効果のある成分は含まれていません。
巷では「小麦粉パックで肌が白くなった!」などの情報が出回っていますが、科学的な根拠は全くないそうです。
では、なぜここまで「小麦粉パック=美白」と言われているか、調べてみました。
実際には、小麦粉パックをしたことで、お肌の血行が良くなり肌の色が明るく見えた事が要因で小麦粉パックは美白効果があると言われたのではないかと思います。(小麦粉の粒子が毛穴に残って白く見えた…との説もあります)
ただこちらの方法は、毛穴に小麦粉の粒子が残りお肌トラブルの原因(特にニキビや黒ずみ)を引き起こす可能性があったり、小麦粉アレルギーの方はアレルギー症状が出てしまうなどの、デメリットもあるので、試してみるのには少しリスキーな方法です。
もし試す場合は自己責任でお願いします(※正直おススメしません)
⑥自分に合った美白化粧品を見つける
美白に限らず化粧品は万能薬ではありません。
根気よく自分の肌質、使用感、使用後の変化を見極め自分に合う美白化粧品見つけることが美白の一番の近道です。
美白化粧品を使用したからと言ってもすぐに効果は表れません。
ターンオーバーの周期(28日~56日間)に合わせて、使用してみて判断するのがベストです。
次ページでは「予防法」や「今すぐ簡単に肌を白くしたいという方にオススメの方法」をご紹介していきたいと思います!!
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