スーパーでは形よくきれいな野菜がスーパーに並んでいますが、本当は無農薬野菜を選びたいという人も少なくありません。農薬の正しい除去方法についてご紹介します。
虫だらけの野菜?
農薬が普及していなかった時代は、野菜も虫食いだらけでした。今は農薬のおかげで虫もつかず、形もきれいな野菜がスーパーにならんでいます。しかし、残留農薬は大丈夫でしょうか?
アメリカはコネチカット州農業試験場の実験によると、農産物を流水で洗う実験をしたところ、12品目のうち9つは残留農薬の減少が確認されました。そして、その一部は水溶性ではなかったそうです。つまり水洗いして農薬が落ちるのは、農薬が水に溶けるのではなく流水の勢いで物理的に取り除かれたことになります。
野菜の正しい洗い方
同試験場では数年後、さらに実験を拡大して流水の他に4種類の市販の農産物専用洗剤、食器用洗剤も使ってレタス、いちご、トマトを洗いました。洗剤類を使う時は希釈し、仕上げに流水で1分間洗いました。
その結果、洗うより洗ったほうが残留農薬は減少するものの、専用洗剤や食器用洗剤を使っても使わなくても、すなわち水洗いだけでもその結果に大きな差がなかったというのです。
大昔このリンゴの皮使う林檎紅茶を職場で振舞ったら先輩に捨てられ農薬が毒がと言われたことを思い出したけど、林檎の皮の艶はノーワックスで自然の蝋、農薬は皮に残留していますが水洗いで大丈夫なレベルです。
— きのこ? (@KinoppyX) October 19, 2017
結論としては、洗剤の流し残りのリスクを負うよりも、野菜は30秒以上の流水による水洗いだけで良いというものでした。意外ですね。
しかし、やはり水洗いだけでは不安です。洗剤を使わずに残留農薬を減らす洗い方を、次のページで詳しくご紹介します。
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