米ぬかと言えば、ぬか漬けを思い浮かべる人が多いと思います。ところが、この米ぬかに様々な使い道があるのを知っていますか?
江戸時代から、洗顔やパックに使われてきた歴史が米ぬかにはあります。今回は、米ぬかの利用方法を紹介しましょう。
米ぬかパワー
米ぬかは玄米を精製して白米にする時に、不用なものとして出てきた皮や胚芽です。この米ぬかには、更年期障害の症状の緩和に役立つフェルラ酸やγ-オリザノールなどが含まれています。
また米ぬかには赤糠、中糠、白糠、特白糠の4種類があり、赤から白へとでんぷん量が増えます。驚くことに、白糠は全体の5パーセントしか取れません。
馴染みのあるぬか漬けに使われるのが赤糠で、1番臭みのない白糠が化粧品として利用されます。米ぬかには、美容効果だけではなく他にも利用方法があります。その利用方法については、次をお読みください。
米ぬかが肥料に
実は、米ぬかは肥料としても利用できます。ガーデニングを楽しむ人には、環境に優しい肥料なのでぜひ試していただきたいです。まず、ダンボールかプランタを準備します。ダンボールを利用する場合は、四隅に足を付けてください。
1、準備したダンボールかプランタに、黒土やピートモスともみ殻を混ぜた土を入れます。
2、生ゴミを土に混ぜます。
3、生ゴミを増やした分米ぬかを追加し、よくかき混ぜます。
4、フタをして毎日かき混ぜます。
5、生ゴミが出る度に4から7回繰り返します。
6、容器が一杯になれば、10日間ほど毎日かき混ぜます。
7、1ヶ月ほど放置して充分に発酵させれば完成です。
ぼかし肥料とは?効果や使い方、米ぬかぼかし肥料の作り方は? – horti 〜ホルティ〜https://t.co/69y8cKSmXE
ぼかし肥料自体がなんか曖昧な存在っぽい。EM菌自体がこうした曖昧な発酵技術の延長線上にあるんだろうけど。— 農民丁 (@noumin_T) October 16, 2017
苗を植える前に、土と混ぜて肥料として利用します。米ぬかは、ゆっくり分解されて肥料としての効力を発揮します。
ただし、発酵が不十分であれば栄養価が偏ったり虫が発生するため充分に発酵させることが大切です。では次のページで、米ぬかパックのやり方を紹介しましょう。
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