風が当たっても痛いと言われる「痛風」という病気、いったいどんな病気かご存知ですか?今回は痛風の症状が、足首や指に出た場合の対処法から治療法についてご紹介いたします。
痛風とは?
痛風は西洋ではよく知られた病気ですが、日本では明治以前には存在しなかった病気です。日本で痛風患者が増加するようになったのは、1960年代に入ってからです。
その主な原因は、欧米化した食生活から動物性タンパク質や動物性脂質の取り過ぎであると言われています。現在60万人の痛風患者がいる中、その90%が男性です。
痛風の原因となるプリン体含有量は、日本酒ならビールの4~5分の1、焼酎は0。焼酎はゼロ!!やで♪https://t.co/EDy7ehKUIL
— 猿基地みつしろ (@sarukichi813) January 8, 2018
その年齢層は、40歳から50歳代の人が中心をしめています。女性の痛風患者は、閉経後に発症するパターンが多いです。
痛風を発症することで、心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなります。さらに、痛風は肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を合併しやすいという問題点があります。
痛風の症状
ある日突然、足の親指が痛んで赤く腫れ上がり、足を動かすことができなくなります。そのまま治療もせずに放っておくと症状は3日くらい続き、さらにひどい痛みになります。
ところが、10日程たつと症状は回復します。そのまま病院に行かずに放置しておくと、痛風発作は半年から1年ごとに繰り返し起こってくるようになります。
痛風で足の親指の付け根が痛む時のぼく pic.twitter.com/q9sX5i4306
— どんちゃん(山の人) (@don_chan_bot) January 11, 2018
やがて、足の親指以外の関節も腫れるようになり、痛風発作がおこる間隔も短くなってきます。さらに、腎臓にも症状があらわれるようになり、尿毒症がおこります。そんな痛風の原因と治療については、次のページで詳しくご紹介いたします。
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