かゆみを伴う皮膚炎の原因まとめ!その種類や効果のある薬はこれだ・・・



皮膚炎の種類

 皮膚炎とは、皮膚が炎症を起こしている状態のことを言います。症状としては、赤いぶつぶつとした湿疹や水泡ができかゆみを伴います。実は皮膚炎には種類があり、原因も様々です。

 大きく分けて外部からの刺激による外的因子と、体質など体の内部に要因がある内的因子があります。外的因子の代表的なものが接触性皮膚炎です。

 摩擦、化粧品、紫外線といった外部からに刺激により湿疹が発生する、いわゆる“かぶれ”と言うものです。一方の内的因子はアレルギー体質であったり、皮脂の分泌が異常であることが考えられます。

 よく聞くアトピー性皮膚炎はこの部類に分類されます。その他、皮脂の分泌過多により起こる脂漏性皮膚炎、乾燥が原因で高齢者に多い皮脂欠乏性皮膚炎などがあります。

かゆみの原因

 前述したように皮膚炎の原因は種類によって違いますが、全般的に言えるのは皮膚のバリア機能の低下です。皮膚は皮脂や皮脂膜、角質細胞間脂質に守られています。

 皮脂腺から分泌されるのが皮脂、その皮脂が汗などと混じりあって膜となったのが皮脂膜です。膜となり、皮膚の表面を覆うことで水分の蒸発を防ぎます。角質細胞間脂質は、角質細胞と角質細胞の間を埋めている脂のことをいいます。

 肌に潤いをあたえるセラミドはこの1つです。細胞同士をくっつけるいわば接着剤の役割をしており、水分を逃がさないようにしています。これらのバリア機能が外からの物質の侵入や乾燥を防ぐのですが、体質や外部の刺激で機能は低下してしまいます。

 特にアトピー体質の人はこの機能が弱く、異物が皮膚内に入りやすくなっています。皮膚炎は重症化すると治りが悪くなり、長引くことも。そうなる前に、治療をすることがお勧めなのですが、皮膚炎に効果のある薬を次のページで詳しくご紹介いたします。





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