低血圧の症状はどれくらいの数値で出るのか?そもそも低血圧の数値はどれくらいか知ってる!?



 血圧を気にしたことはありますか?高血圧は、命の危険に直結することが多いので気にして、何らかのケアをしている方も多いと思います。

 一方で低血圧の場合だと、朝起きられないくらいに思っている方が多いのでは?確かに低血圧自体は病気ではありませんし、高血圧のようにすぐに命の危険があるわけではありません。

 しかし低血圧が原因で、身体には様々な症状が出てくることも。実は日常生活で起こる身体の不調、それは低血圧が原因なのかもしれません。

低血圧、危険な数値とは?

 WHOの基準では最高血圧100mmHg以下、最低血圧60mmHg以下が低血圧とされています。そして、原因などから大きく3種類に分けられます。

本態性低血圧

 体質や遺伝によるものだと考えられています。最大血圧が100mmHg以下と、他の種類と比べて最も低いのが特徴です。

起立性低血圧

 立ち上がりの動作がきっかけで起こります。いわゆる立ちくらみというものですね。経験したことがある方も多いのではないでしょうか?

二次性低血圧(症候性低血圧)

 糖尿病、パーキンソン病、甲状腺の疾患、がんなどの病気や薬によって引き起こされます。食後に抹消血管が広がり、血圧が下がりすぎてしまう食後低血圧もこの種類に分類されます。

低血圧の症状をチェック

 血圧とは、心臓から送り出される血液の圧力のこと。低血圧とはその力が弱い状態です。めまいや立ちくらみは、まさにポンプが弱いから起こる症状。

 力が弱く、下半身に溜まった血液を上半身に戻すことができないのです。ポンプの力が弱いということは、血行不良にもつながります。血行不良により、脳への血流が少なくなると起こるのが頭痛です。

 身体が血流を増やそうと血管を広げるので、周辺の神経が圧迫されて痛みを感じます。また脳が血液不足になると、酸素やブドウ糖も足りなくなるため集中力や記憶力、思考力も低下してしまいます。

 「これも低血圧が原因?」と驚く症状はまだまだあります。改善方法と合わせて、次のページで詳しくご紹介いたします。





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