寝不足続きの日々を過ごした後の休日に、寝不足分を取り戻すために寝溜めしようとする人がいます。この寝溜めは、効果があるのでしょうか?
寝溜めとストレス
驚くことに、休日の寝溜めはストレスを溜めるだけで効果はありません。睡眠は脳を休ませることが目的なので、睡眠の量よりも質が大切です。
目覚めの日光を浴びることで、セロトニンというホルモンが分泌され体に活動のスイッチが入ります。その反対に、睡眠ホルモンと言われるメラトニンが分泌を止めます。
長時間の寝溜めは、睡眠の質を下げます。その結果、自律神経の乱れを招き様々な病気を引き起こします。休日は寝溜めを考えず、いつもの時間に起きるようにしましょう。
寝溜めは太る?
人は睡眠中でも、エネルギーを消費しています。すなわち、寝れば疲れが取れる訳ではありません。逆に、寝過ぎで疲れてしまうことがあります。
さらに、睡眠時間を取り過ぎると太りやすくなります。眠りについてから3時間程すると、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンがしっかり分泌されると、体の代謝機能が正常に働き、痩せやすい体になります。ところが、休日に寝溜めすると成長ホルモンの分泌リズムが乱れ、脳の活性化も低下し食欲中枢も乱れ太り易くなります。
では寝溜め以外の方法で、どのようにすれば睡眠不足を解消すれば良いのでしょうか?気になる方は次のページをご覧ください。
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