モデルの道端アンジェリカさんが、自身が患者であることを告白して知られるようになった乾癬。症状を改善するのにどくだみ茶が効果的と話題になっています。
乾癬とは
発症場所は様々ですが皮膚に赤い発疹ができ、その上にできたフケのような鱗屑(りんせつ)がポロポロと剥がれ落ちる皮膚病です。毛細血管が膨張して皮膚が赤みを帯びた状態になり、表皮の細胞が健康な皮膚の10倍の速さで生まれ変わるため、生産過剰になった皮膚が鱗屑として剥がれ落ちるのです。
乾癬(かんせん)は厚くなった赤い発疹の上に白いカサカサした物ができる免疫の異常な反応からくる皮膚疾患だソラ!それが落ちてきてフケに見えるから悲しくなるソラ…でもソラ負けないソラ!!乾癬は感染しないんだソラ♪
— 乾癬ソラ【非公式ゆるゆるキャラ】 (@kansen_PsO) December 4, 2017
国内の患者数は10万人以上。男女比は2対1で男性に多く、男性では30代、女性では10代および50代での発症が多くみられます。
乾癬の原因
乾癬の原因はまだ解明されていません。体質的になりやすい人がいて感染症や精神的なストレス、薬剤などのさまざまな要因が重なり発症すると考えられています。
糖尿病や高脂血症、肥満などが影響することもあります。乾癬になりやすい体質が遺伝することはあっても必ず発症するとは限らず、乾癬の患者の子が乾癬を発症するのは5%程度しかないのです。
乾癬患者さんでは、かゆみのため皮膚を引っ掻くと新たに乾癬の皮疹を誘発し(ケブネル現象)さらに症状が悪化し、かゆみも悪化するという悪循環が生じます。
— 乾癬を考える (@kansen_sns) December 4, 2017
また、他人に感染することは絶対にありません。乾癬の皮膚に触ったり、一緒にプールに入っても大丈夫なのですが、やはり患者は人目を気にしてつらい思いをしています。
完治は難しいですが、症状を改善することはできます。どうすれば症状が改善できるか、次のページで詳しくご紹介いたします。
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