研ぎ機
面倒な砥石を使うよりも、研ぎ機を利用する方が女性でもすぐに使えるので便利です。主にハンディタイプ、ロールタイプ、電動タイプの3種類の研ぎ機があります。
ハンディタイプは棒状になっていて、研ぐ角度を一定に保ちながら研ぎます。ロールタイプは、押したり引いたりを10回以上繰り返して研ぎます。電動タイプは、包丁をゆっくり動かすことでモーターが作動して研いでくれます。
電動タイプは高価ですが、他の2つのタイプよりは使いやすいです。トマトを使った切れ味の比較では、電動タイプで研いだ包丁の方がトマトをスムーズに切ることができます。
刃物を研ぐタイミング
実は、包丁は定期的に研ぐ必要はありません。日々使っていて、切りづらくなってきたと感じた時に研ぐようにします。その時に研いでおくと、包丁の刃を痛めることや刃こぼれを防ぐことができます。
また刀鍛冶の親方であるBob Kramerさんによれば、研ぐ時を判断する基準として紙を包丁で切ってみるようにと語っています。紙が音をたてて切ることができれば包丁が鋭いことを示します。
反対に、音をたてて紙を切ることができなければ研ぐ必要があります。さらにKramerさんは、安い刃物でも研いで鋭くすることで、充分に使えると話しています。
それだけ刃物にとって、「研ぐ」ことは大切なことなのです。自分で刃物研ぎをしたくなった人も多いのではないでしょうか?
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