卵割りを物理学的に解釈
生卵の殻を割るのが苦手な人にぜひ教えたい、失敗しない片手で卵を割るコツをご紹介します。「物理は難しい、苦手」と思われがちですが、実は知らず知らずのうちに役に立つ知識。
「コンコンパカッ」という卵を割る動作も物理学的に説明すると、卵の殻に物理学でいう破壊点に力が加わった時に殻が割れるのです。破壊点とは、これ以上の力を吸収できないという意味で「限界点」とも呼ばれます。
卵の両端はカーブが強く強度もあるため、一番平らな真ん中の部分が限界点の値が最も低い部分となります。そして、限界点に衝撃を与えてできた亀裂に力を加えて広げると限界亀裂長に達し、そのまま一定の力を加え続けると急激に亀裂が広がり、白身と黄身が重力に従って落下します。
亀裂を広げるために力を入れ過ぎると殻が壊れてしまい、指や破片が黄身に刺さって黄身が崩れてしまうので注意が必要です。「物理学は分かったから、とにかくきれいに速く卵を割るコツを知りたい!」という方は、次のページをご覧ください。
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