アイスクリーム頭痛
アイスクリームなど、冷たいものを食べたら頭がキーンと痛くなるという現象、誰しもが1度は経験していることだと思います。まるで夏の風物詩のようになっていますが、このこめかみを刺すような痛みは「アイスクリーム頭痛」という立派な医学的な名称がある症状です。
そして頭痛が起こるのにも、ちゃんとした理由があります。アイスクリーム頭痛の原因は2つ。まず1つ目は、脳の勘違いです。
喉にも、痛みや感覚を伝達する神経があります。急激に冷えることで、その神経は刺激されます。あまりに急すぎて、冷たさを痛いと勘違いしてしまうのです。
アイスを食べると頭がキーンとなる原因
もう1つは、脳の血管が急激に拡がることが原因。人間の身体には、体温を一定に保とうとする働きがあります。アイスなど冷たいものを食べると身体が冷えるので、身体は体温を上げようと頑張ります。
そのため血流の量が増え、血管が拡張。冷たいもので縮んだ血管を逆に拡げるので、大きなギャップが生じます。このギャップが炎症を起こさせ、神経に痛みを感じさせるのです。
【アイスクリーム頭痛】アイスクリームやかき氷などの極端に冷たいものを食べた直後に数秒程度発生する頭痛である。原因としては、三叉神経が冷たさと痛さを混同し、痛みとして脳に伝達され頭痛を感じてしまう説と、体温を維持しようと血流量を増すために血管が拡張し頭痛が生じるという説がある。
— 迷信・都市伝説・オーパーツ・法則bot (@nrpy_bot) October 24, 2017
メカニズムは片頭痛とそっくりで、片頭痛持ちの人はそうでない人よりなりやすいと言われています。そんなアイスクリーム頭痛ですが、ある方法で防ぐことができます。気になる方は次のページをご覧ください。
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