メガネが曇る原因
メガネが曇る原因は、主に結露と油膜です。
マスクをしている時に曇ってしまうということが多くないですか?
曇りの正体は結露です(結露の詳細はこちら)。
空気には水蒸気が含まれていますが、温度が高いほど多くの水蒸気が含まれます。
空気の温度が下がると、含み切れなくなった水蒸気が水滴になります。
冬、暖房の効いている部屋の窓に結露がつくのはこのためです。
外と家の中の温度差で曇るメガネ pic.twitter.com/D7PONEcv8H
— Kazuki (@kazuki47224086) December 22, 2017
この原理はメガネのレンズも同じです。
マスクの中は、外気よりも暖かくなっているので水蒸気がたくさん。
一方、メガネのレンズは冷たい状態。
暖かい空気がマスクと鼻の隙間から漏れレンズに水滴が付着し、曇ってしまうのです。
だからと言って、マスクをしないわけにはいかない…。
そんな人のために作られたのが、マスクと鼻の間に隙間ができないマスクです。
鼻の部分に分厚い素材が使われ、空気が漏れないようになっています。
洗剤を使った裏ワザ
もう一つの原因である油膜は指でレンズを触った時に皮脂がついたり、頭皮から出る脂を含んだフケがレンズに付着することでついてしまいます。
油膜は拭いてもなかなか取れません。
そこで活躍するのが中性洗剤です。
そう、どの家庭にもある食器用洗剤で油膜はキレイに落とせるのです。
洗剤をレンズに数滴垂らし、なでるようにやさしく洗って流水で洗い流すだけ。
眼鏡の民達よ!
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— 波多野和俊 (@_mikex_) December 22, 2017
後はティッシュで押し拭きするのですが、くれぐれも擦らないように。
またレンズのコーティングがはがれてしまうこともあるので、お湯は避けましょう。
皮脂汚れは、結露もしやすくなるのでしっかり取り去りましょう。
その他の裏ワザ
■マスクの上部を折り返す
マスクを約1㎝ほど外側に折り返すことで鼻の部分漏れる息の量を抑えることができ、マスクをしていても眼鏡が曇りにくくなるのです!
内側に曲げるとあまり効果が期待できないので注意してくださいね!
■ティッシュを添える
マスクの鼻の部分に細長く畳んだティッシュを添えます。
この方法は眼鏡が曇らなくなるのはもちろんのこと、外から見ても普通のマスクと変わらない見た目ですし中に潜ませたティッシュで鼻をかんだりすることも可能というメリットがあります。
■息を下に向けて吐く
息の吐き方を下向きに変えることでマスクが曇らないようにするといういたってシンプルで原始的な方法です。
しかし、かなり口に負担がかかるのでずっとこの方法を続けるのは厳しそうですね。
次に眼鏡に一工夫加えて曇りを防ぐ方法をご紹介します。
■卵白を塗る
卵の卵白を指に付けて眼鏡の裏に塗るという方法です。
■シェイビングクリームを塗る
レンズの両面にクリームを塗り、その後拭き取ります。
これは石鹸を塗ると曇り止めになるのと同じ要領ですね。
■ジャガイモ
切ったジャガイモの切り口をレンズにこすってそのまま乾かすという方法です。
※きれいに洗ったジャガイモを使用してください。
※こすりすぎには注意しましょう。
でんぷんの成分が曇り止めに効果ありということでしょうか?
どの方法も確かに曇らなくなるかもしれませんが、レンズの寿命的な問題が心配ではありますね。
また、市販されている曇り止めを使うという手もあります。
お勧めの曇り止めが気になる方は、次のページをご覧ください。
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