電解質不足からくる脱水症状
脱水症状は、しっかりと水分補給をしないことが原因だといわれますが、それだけではありません。ナトリウムやカリウムなどの電解質不足も、脱水症状の原因となるのです。
電解質には体の水分量や浸透圧の調整、酸素の活性化などを行う働きがあります。ただ水分を補給しただけではしっかりと体に取り込まれないので、あるとき突然に水分補給していたのに倒れてしまう可能性があるのです。
脱水症状の症状
脱水症状は次の4つの段階に分けることができて、次第に症状がひどくなっていきます。
ステージ1:のどの渇き
汗をかかなくなり、心拍数が増加することで、のどが渇いてきたら脱水症状のサインかもしれません。
ステージ2:失神
血液量が減少することで、失神する可能性がでてきます。
ステージ3:臓器損傷
生き延びるために、腎臓など一部の臓器に流す血液量を減少させます。その結果、臓器の損傷につながります。
ステージ4:死亡
最後には肝不全にいたり、死に至る可能性があります。さて次のページでは脱水症状とイレウス、頭痛との関係についてご説明します。
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