禁煙のためにアイコスを使うことは本当に良い?
禁煙をしたいけれど挫折してしまう。
その主な原因はニコチン依存と、喫煙の習慣化にあります。
ニコチンには神経系に働きかける強い力があります。中枢神経の興奮や、その逆の抑制など、精神の安定に影響します。
アイコスにはニコチンが含まれていますので、ニコチン依存からは抜けられません。
喫煙の習慣化ですが、いつもあるものが側にない、ということが不安感を引き起こします。
例えるなら、手元にスマホや携帯がないと落ち着かない、という状況です。
アイコスを利用するということは、喫煙習慣をやめることができません。
禁煙するという観点からのアイコス移行は、本質的な部分が変わらないので推奨されません。
禁煙をするなら、まずはタバコそのものを断つこと。それでだめなら禁煙外来に相談してください(健康保険も適用されます)。
電子タバコもついに増税?
周囲への影響という観点から見ると、アイコスは有用です。
においや煙、受動喫煙の量も減ります。
リスクを承知で「タバコ」を吸うのであれば、アイコスなどの電子タバコを利用した方が良いと言えます。
しかしアイコス利用に歯止めをかけそうな政策が検討されています。
電子タバコの増税です。
このニュースを受けて、政策を疑問視する声があがっています。
タバコを全面禁止できないのだとしたら、喫煙者を電子タバコへ誘導するべきだ。その為には、紙たばこの税金はどんどん上げ、一方で電子タバコの税金は大幅に低くして、喫煙者がメリットを感じられるようにするべきではないか。https://t.co/COkiiQLUbi
— Mutteraway (@BobbyZhenzhen) September 8, 2017
せっかく電子タバコになって周りから煙や匂いが減った気がしてたのに、増税すんのか。
— r_oo_ts (@r_oo_ts) September 8, 2017
え…。増税するとこ間違ってませんか?電子タバコ増税されたら普通のタバコに戻したくなるんだけど…。
— ぽん (@2424nisi) September 8, 2017
特に非喫煙者から、この政策に対して否定的な声が聞かれます。
吸わない人にとっては、電子タバコのメリット(煙、においのカット)はとても大きく感じられます。
せっかくそこに移行してくれていた人たちが紙巻タバコに戻ってしまう可能性が高まるとなると、困惑するのも無理ありません。
これらを踏まえると、一番良いのは完全に禁煙することでしょう。
電子タバコ増税で紙巻タバコに戻るのではなく、これを機に吸うことをやめる方が間違いなく最良です。
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