対人恐怖症と視線恐怖症
対人恐怖症とは、人と関わる時に何かしらの不安や恐怖を感じる病気のことです。その中でも視線恐怖症では、次のようなことを感じるようになります。
・話してる相手の視線が気になって会話に集中できない
・他人でも、目が合うと悪口を言われているように感じる
・自分の視線のせいで誰かが嫌悪感を感じていないかと不安になる
これらのことを感じたことがあるという人は視線恐怖症の可能性があります。視線恐怖症は次のような性格的なことが原因で発症します。
脇見恐怖症
視線恐怖症の一種。
視界に人が入ってくるだけで、その人に対して、何かしらの信号のようなものを送っていると考える症状である。— 恐怖症bot (@phobiabot) September 8, 2017
・自信がない
・感受性が強い
・慎重
・怖がり
・内気
・人見知り
・人に気を使いすぎる
・完璧主義
これらのことが原因で視線恐怖症を発症します。性格的な原因以外にも子供のころの経験や家庭環境、遺伝子傾向なども視線恐怖症の原因になりえます。
視線恐怖症を治す方法
視線恐怖症を治すためには、まずきっかけを把握することです。子供時代に経験した嫌なことや、他人が怒られている場面を見たことなど、まずは自分が視線恐怖症を発症したきっかけを探してみましょう。
次は、自信を持つことです。視線恐怖症に苦しむ人に共通して当てはまることは、自信がないことです。普段から自分の行動一つ一つに自信を持てないため、周りからの視線にも恐怖を感じてしまうのです。自分のダメなところも受け入れてやる、そんな気持ちも大切なのです。
3つ目は、自分の中の価値観に変化を与えること。自分の中で「周りと同じように行動しなければいけない」といった価値観をもっている人は、少しずつその価値観に変化させていきましょう。
人に笑われることに恐怖を覚える必要はありません。人に笑われても自分が自分を好きでいることが何よりも大切なことなのです。最後にこれらを実践してみてもダメなら、専門家の人に相談してみるのが手っ取り早いかもしれません。
さて次のページでは、社会不安障害(SAD)についてご紹介いたします。悩んでいるという方、もしかして自分もと感じている方はぜひご覧ください。
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