肩凝り・首凝り、実は病気!?また、治す方法は何科に行けばいいのかというと・・・



慢性的に肩こりや首こりに悩んでいる方も、多いのではないでしょうか?

辛い痛みやこりに少しでも楽になればと、マッサージに通ったり、接骨院に行ってみたりしても、結局あまり良くなった感じがしない…。

皆さんもこんな経験ありませんか。

首や肩は重い頭を常に支えていて、こってしまうのは仕方がないことと諦める前に、今回はその原因と少しでも緩和に有効な方法を紹介します。

実は病気!?

肩こりや首こりと言っても、原因によって痛みの感じ方が変わります。

では、まず原因を考えましょう。

①寝違い

不自然な体勢で眠ってしまったり、寝具が合っていないと首の筋肉に負担がかかり炎症を起こします。

寝るときは痛くなかったのに、起きたら痛みがあり首が回らないような場合は、寝違いと言えるでしょう。

②首や肩のこり

デスクワークや細かな作業など、同じ姿勢を長時間続けていると首や肩周りの筋肉が緊張状態になり、結果的にこってしまうのです。

③ストレートネック

スマホやパソコンなどの画面を覗き込む姿勢を長時間続けていると、頭が前に突き出し首がまっすぐになりこってしまうのです。

④むち打ち

交通事故などで首に衝撃が加わり、首がいわゆる捻挫を起こした状態です。

肩こりや首こりの原因はこの他にも、変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などが考えられます。

治す方法

このような原因から、まずは肩こりや首こりにならないために、長時間同じ姿勢をとらないことや、血行を良くしたりすることで、防げますので試してみましょう。

それでも、慢性的に辛い肩には、次のことをおすすめします。

①安静

痛くて首が回らない時には、無理に動かさず出来るだけ安静にしましょう。

②温める

肩や首周辺の血行が悪くなっているために、こってしまいます。

血行を良くするために、カイロや温めたタオル、お風呂に入り温まることで緩和されます。

③ストレッチ

自分が気持ちいいと思うところで、首や肩を回したり伸ばしたりしましょう。

ゆっくり息を吐きながらおこなうと、リラックスしながら、痛みも緩和します。

この他に、寝具を見直すのもいいでしょう。

枕はもちろんですが、敷き布団も自分に合ったものを選んでください。

何科に行けば?

・整形外科を受診する場合

整形外科は、捻挫や骨折以外に筋肉や関節、神経など体を動かすときに使われる部分の異常についても診察範囲になります。

なので肩こりのような筋肉の硬くなったつらい状態も見てもらうことができるのです。

肩こりが進み、筋肉の緊張が原因である頭痛を経験している人も多いでしょう。

頭痛の他にも腕や手のしびれ、痛みなどが出てくることもあり、ただの肩こりでは済まされないと思います。

早めに受診で肩こりを改善させることで頭痛や腕、手の症状の改善が期待できます。

整形外科の先生から他の科を紹介されることも多いです。

ひどい肩こりは病気が潜んでいることもあるので受診後の結果を聞いて驚く人もいるそうです。

・神経内科を受診する場合

肩こりで神経内科へ行く人は少ないですが、肩こりのほかにも症状があって心配だという場合の受診が多いです。

頭痛やめまい、ふらつき、手や腕へのしびれ、力が入らないなどの症状では筋肉や神経、脳、脊髄に異常がないかどうかを検査します。

このような症状の原因を調べ、脳の問題であれば脳神経外科へ、骨の問題であれば整形外科へ、耳の問題であれば耳鼻科へと、専門の科へ紹介してもらうことができるのです。

神経内科の代表的な疾患は、肩こりとは直接かかわりないものあり、パーキンソン病やアルツハイマー病などもあります。

これらのほかには、物が二重に見えたり、痙攣する、物忘れが激しい、意識がなくなる、よく点灯することが挙げられます。

・脳神経外科を受診する場合

肩こりのほかに首の痛みや手、腕のしびれ、頭痛がある場合、脳の病気を心配して受診をすることがあります。

心配していた脳は異常がなく、頚椎の疾患が見つかることもあります。

脳神経外科では、脳疾患のほかに背骨や背骨の中央にある脊髄についても検査を受けることができるのです。

肩こりだと思えないようなひどい頭痛や嘔吐では最初に脳神経外科の受診をした方がいいかもしれません。

また、左右の手、腕へのしびれ脱力感や腕と足への症状が同時に出た場合も脳神経外科を受診してください。

肩こりで大切なことはそのままにしておくと生命に危険な肩こりということではないかはっきりさせることです。

病気が隠れていなければ肩こりを緩和させる治療をし、症状が悪化しないようにしましょう。

いかがでしたか。

あまりにもひどい肩こりや首こりは、自己判断せず病院へ行きましょう。

そして、痛みがひどくならない前に、ストレッチや温めるなどをして血行を良くしましょう。





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