皆さんは、ゆで卵の皮むきは面倒だと思いませんか?
そんなイライラを解決!!
実は、ゆでる前の卵に穴を開けるだけで、気持ちよくツルッと殻が剥けるのです。
今回は画びょうやスプーンなど身近なものを使用して、誰でも簡単にできる方法をご紹介します。
ぜひ実践してみてください。
ゆで卵の殻がくっつく原因
ゆで卵の殻がくっつくのは二酸化炭素が原因だと言われます。
鶏が卵を産んだ時、卵には二酸化炭素がたっぷりと含まれています。
そして、卵をゆでると、二酸化炭素が膨らんで白身が殻に密着します。
この状態で殻をむくと、殻に身がついて凸凹のゆで卵が出来上がります。
新鮮な卵ほど二酸化炭素が多く、ゆで卵にしたときにむきにくくなるのです。
日が経つにつれて、二酸化炭素は卵の方の小さな穴から抜けていきます。
穴を開けてやる殻むき
ゆで卵はサラダに入れたりパンに挟んだり、お弁当やラーメンなど家庭でも様々なメニューに登場しますよね。
しかし、ゆで卵の殻剥きが面倒でイライラしませんか?
そんなイライラを今日から解消できますよ!
それは茹でる前に一手間、卵に穴を開けるだけで殻がきれいに気持ちよく剥けてしまうのです。
生卵に穴を開けるの?と不安に思う方も、簡単にできる方法があります。
①画鋲で開ける
卵を針に固定したら少し力を入れて垂直に押します。
針の太さにもよりますが、穴あけ器よりも大きめの穴が開きます。
強く押しすぎると白身が飛び出てくるほど穴が空いてしまうので、力加減を調節してください。
②スプーンでヒビを入れる
スプーンで叩いてヒビを入れるだけ!ヒビをいれておくと、茹でた時に卵の内部の膨張が抑えられ、卵の白身が殻の薄皮に引っ付きづらくなり、殻を剥きやすくなります。
少しヒビが入れば十分です。
あとは、普通に茹でるだけで簡単に殻を剥けます。
きれいに剥くコツ
穴を開ける以外にもゆで卵を綺麗に剥ける方法があります。
茹でるときにちょっとした裏技を使うだけ!
自宅で試してみるだけでなく、お友達に教えてあげても感謝されるかもしれません。
①常温にもどす
卵を冷たいまま茹でると、温度差が激しいために卵に亀裂が入ったり、薄皮と白身がくっついて殻が剥きにくなります。
また、常温に戻すことで卵の温度が水の温度と近くなり、茹でる時間を短縮できます。
②酢を入れる
茹でる際、酢少々または塩をひとつまみ入れるだけで殻のヒビから白身がでないようになります。
ヒビから白身が出ても、白身(タンパク質)が酢によって固まるので、それ以上白身が出なくなるのです。
家事えもんの裏ワザ
ポイントは3つあります。
1つ目は卵の殻に少しヒビを入れること。
そして2つ目は茹でるときに金ザルを使うことなんです。
そして3つ目はきちんと冷やすこと。
それでは詳しく説明していきましょう。
まず卵の殻ですが、卵の尖っていない方に、割れない程度にしっかりヒビを入れることです。
尖っていない方には「気室」という空洞があるので、少々のヒビでは、中身が漏れません。
次に卵を茹でる際に、金ザルを使うことです。
鍋に湯をたっぷり沸かし、その中に、卵がぎりぎり入るくらいの大きさの金ザルを入れます。
金ザルの中に卵を入れると、卵のヒビが入った方を上に固定しながら、茹でることができます。
そして茹で上がった卵を氷水に30秒浸けることです。
この3つのポイントに気を付けて調理をすると、つるんと簡単に卵を剥くことができます。
是非一度お試しください。
それでは最後にポイントをまとめましたのでご活用ください。
1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、金ザルを入れる。
2. 卵の尖っていない方に、スプーンの裏で叩いてヒビを入れる。(ヒビは、割れない程度に少ししっかりめに入れます。)
3. 卵はヒビが入った方を上にして、金ザルの中に入れる。
固ゆでにする場合は、このまま10分茹でる。
4. 卵が茹で上がったら、氷水に30秒浸ける。
コメントを残す