アルコール依存症末期の余命は?また、脳障害への影響や症状についても衝撃事実が!!



皆さんは適度にお酒を楽しんでいるでしょうか。

普段の生活から社会生活まで、何かと隣り合わせにあるアルコールですが、じつはたくさん飲んでしまうと脳に重大な事態を招いてしまう可能性があるのです。

毎日浴びるように飲んでいる方、要注意です。

今回は危険なアルコール依存症についてまとめました。

アルコール依存症末期の症状

まず、アルコール依存とは、自分の意志で飲酒の有無を把握できなくなり、意思に関係なく飲酒をしてしまう状態をいいます。

その依存状態にもすぐに治療をしていくのですが、個々の症状で治療の仕方は変わってきます

自分が依存していると気づくことが治療の第一歩で、できるだけ早期発見をするのが重要です。

状態が悪化してしまうと生活に支障が出てしまい、最悪の場合死に至ることもあります。

主な一緒に発症する病状では肝臓病が代表的で、その他には病院等に入院しても飲酒をしたい欲が脳内を支配し自主的に退院してしまい、自殺や衰弱死などの最悪のケースに至る場合もあります。

ですので長い年月をかけて極端な量のお酒を飲み続けている方は、一度診断を受ける事をオススメします。

寝ても覚めてもお酒をのみ酔っている状態が続いているので、呂律が回らなかったり、意識も朦朧としてくるのは自分自身も辛いです。

いわゆる「廃人」とはこの状態を言うのかもしれません。

気分が高揚しているうちに、最悪な選択肢を決断してしまう方も少なくなく、病気の進行に耐えきれない方もいます。

末期症状になってしまうとアルコール依存症を克服するのにも大変困難になります。

アルコール依存症に気づくことが大事なのです。

自分自身で気づくことができれば冷静にいられるようになります。

出来るだけ早期発見が望ましいので、心配な方がいるのなら手を差し伸べてください。

脳障害になる!?

やはりアルコールの影響で体内は被害が出るようです。

以下の状態が依存症により脳に影響が出てしまう症状です。

脳萎縮のが小さくなる、脳梗塞が起こる

前頭葉部の機能の低下

海馬の働きが低下

脳内全体を命令する箇所がこの海馬と呼ばれる箇所で、この部分が極端な飲酒により萎縮の進行が著しく早まってしまいます。

「理性」としての役割を果たしているのが前頭葉に存在しているのですが、この部分が極端な飲酒により委縮してしまい、欲を抑えきれなくなります。

たくさん飲めば、その分脳の萎縮が激しいため、飲酒の願望が抑えきれなくなるのです。

海馬の主な働きは「記憶」です。

脳の萎縮により海馬にも影響がでてきてしまい、記憶が飛んでしまうこともあります。

「気付いたら家で全裸で寝ていた。」というような状態です。

ちなみに飲酒をしたときに起こる記憶が飛んでしまう現象を「ブラックアウト」と呼びます。

その他にも脳の影響した際の病気があります。

・アルコール性痴呆

脳が小さくなってしまい、時間の感覚や気だるい状態が続きます。

脳の萎縮が進む事で、倦怠感や時間がわからなくなります。

・ウェルニッケ脳症

ビタミンB1が足りなくなると発症する病気です。

しっかりと歩けない等、運動機能が正常に働かなくなります。

ビタミンB1は飲酒により体内に入ったアルコールを分解するために浪費してしまいます。

・コルサコフ症候群

アルコールの依存で極端な食事からくる記憶障害が主となります。

時間が把握できない。

せん妄や妄想などの症状があります。

・アルコール性神経障害

極端なアルコールの取りすぎによる脳神経障害の全般をさします。

ビタミンB群の欠乏が原因で四肢末端にしびれや鈍痛などの痛みがあります。

・不眠症

アルコールの摂取により睡眠時に熟睡ができなくなります。

不安や心配なことが頭をよぎり覚醒させてしまうこともあります。

余命は?

上記の病気で亡くなってしまう方もいれば、酔った状態での事故や自殺などで亡くなる方もいます。

50代前半がアルコール依存者の平均寿命であり、長寿国ともいわれている平均寿命と比べるとかなり低い年齢です。

中には、上記年齢以上でアルコール依存になってしまう方もいますが、多くの患者が自分自身の寿命を減らしていると言われています。

嗜む程度なら問題ない、むしろ体に良いとされるお酒ですが、大量摂取による体内の不全が原因の一つであり、断酒を試みるも脳の萎縮により我慢が出来ず諦めてしまう。

そのサイクルの苦しさのあまり自殺を選んでしまう方が多いようです。

中には、泥酔状態で転んでしまい、不慮の事故で無くなる方もいますが、いずれもアルコール依存症だということは言うまでもありません。

そして依存している方の注意するところは、とにかくお酒を飲みたいという欲求が次第に膨れ上がり、恐怖心を勝ってしまい再び飲んでしまう、お酒を飲んだ時にふと冷静になり精神的にも廃れてしまうという負のサイクルになっている時です。

もし治療がうまくいき順調だったとしても、禁煙している時のように突然飲酒を求めてしまうときがありますので、その時も要注意です。

いかがでしたか。

お酒を飲む際には適量を守ることが重要であり、極端に飲んでしまうとかえって逆効果になってしまいます。

体と相談しながらお酒を楽しんでください。

自分自身の無限の可能性がある人生ですから、お酒とは上手に付き合っていきたいですね。





コメントを残す