イボは治療できる?
いつのまにかできてしまったイボ、気になりますよね。大抵のイボは、治療しなくても自然に治癒します。しかし顔や首など、目立つところにできてしまったイボは1秒でも早く消えて欲しいですよね。
イボは、皮膚科で適切な処置をすれば除去することができます。病院での処置の方法には、主なものとして液体窒素によるものとレーザーを使う治療があります。
イボは痛みなど緊急性を要する症状がないから、治療は後回しにしてしまいがちです。仕事を休んでまでイボの治療のために病院に行くのは気がひけてしまう人もいるのでは?実は、イボは大きさや種類によっては自分で治すことができるんです。
老人性とウイルス性
ひとくちにイボといっても、種類があります。種類によって処置の方法も変わってきます。イボの種類は発症原因によって2種類に大別されます。
ひとつは、加齢による老人性のイボ。皮膚の老化が原因です。紫外線が影響しているので顔や首、腕など普段から肌が露出されている部位にできやすいのが特徴です。最初は1〜2ミリ程度の大きさですが、放っておくといつの間にか大きくなってしまいます。
老人性イボに荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が?! https://t.co/Z6P6UlZUNW
— ばあば (@baaba29) September 5, 2017
そして、もうひとつがウイルス性のイボです。ウイルスへの感染によって発症します。原因となるのは、主に「ヒトパピローマウイルス」というウイルス。
傷口から進入し、感染することでイボになって現れると考えられています。ウイルスが原因なので人から人に感染してしまう厄介なイボなのです。
自分で取って良いイボとダメなイボ
イボを除去するにあたり、重要なのはイボの種類をしっかりと見極めることです。それは、イボの種類によって治療法が違うからです。
先ほど、イボは病院に行かなくても治せるといいましたが、自分で除去できるのは老人性のイボだけなのです。ウイルス性のイボは、ウイルスを除去しない限り大きくなったり増えたりしますし、感染の危険性があるのですぐに受診が必要です。
ウイルス性のイボができている場合は、ジタバタせず皮膚科で除去しましょう。一方、老人性のイボは小さいものなら割と簡単に除去できます。
ただし、本来医療機関で行うことを自分でやるのですから、ある程度のリスクがあるということを忘れないでください。イボを除去するためのクリームや内服薬を使用する方法もありますが、次のページではそれ以外の除去方法を紹介します。
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