手をつなぐ老夫婦を見かけると、微笑ましく羨ましいと思いませんか。
そんな風にいつまでも仲良くいられる秘訣は、あるのでしょうか。
いつまでも恋人同士のように、夫婦円満を持続するためにはコミュニケーションが不可欠です。
夫婦の形や考え方は人それぞれですが、円満の秘訣を紹介していきます。
夫婦円満の秘訣はお風呂?
※夫婦でお風呂に入る割合
さて、仲が良い夫婦にお風呂について訪ねると、「一緒にお風呂に入る」と答えた夫婦は5割を超える結果になったといいます。
これは驚きの数値ですよね。
しかし、なかなか多忙な生活を送っている方々からしたら、それは厳しいよという声も出てくるかもしれません。
なおさらお子様がいるご家庭では子供と入ってしまうことが多いのではないでしょうか?
ですが、そんな中でも月に一度はお風呂の時間を取れたらいいでしょう。
なぜなら、一緒にお風呂にはこんな効果があるかもしれません・・・。
※一緒にお風呂に入るメリット
一緒にお風呂に入るメリットとしては「スキンシップが取れる」「夫婦の会話が楽しめる」ということ。
夫婦二人だけコミュニケーションが取れることが、夫婦の円満に繋がるようですね。
やはり夫婦間ですらコミュニケーション不足になりがちな現代。
このようなスキンシップが必要なのではないでしょうか?
しかし、なかなか普段入らない夫婦が一緒にお風呂とはハードルが高いかもしれませんよね。
では、どうしたらよいのでしょうか?
※上手く奥さんを誘う方法
旦那さまから奥様にお風呂を誘ってみると良いかもしれませんね。
それにはいくつか秘策があります。
「節約」
この言葉に奥様方は弱いのです。
「電気とガス代の節約になるから一緒にお風呂入ろうよ」と言うと、「それならば・・・」と入ってくれるかもしれません。
それでも駄目ならば思いきって温泉旅行に行ったりしてはいかがでしょうか?
共働きこそ言葉を大切に!
従来の女性が家事育児全般を行い、男性が収入全般を担うという考え方のまま共働き夫婦になると男性よりも女性の方が先に参ってしまい「離婚」という決断をせざるを得ない状況に陥ります。
若いうちは情熱だけで乗り切れた女性も、子供を出産し、育児するという仕事がプラスされ、知らぬ間に体力が衰えてくる中年期に差し掛かると耐えられなくなってきます。
お互いに考え方に柔軟性がある若い位置にしっかりと話し合って、共働き夫婦でも楽しく生活できるようにしたいですね。
1つ目は、相手の仕事をお互いに理解しあうことです。
共働きの夫婦には、お互いが働く理由を納得し、相手の価値観を尊重することが大切です。
そのためには自分一人が頑張るのではなく、十分な話し合いが必要です。
豊かな生活をしたい、キャリアを積んで自立した女性でいたい、将来生まれてくる子供に働くことの尊さを教えたいという理由で女性は共働きをしています。
経済的な理由があっても、夫が家計の状況をきちんと把握していないために、納得してもらえない場合もあるでしょう。
また、ライススタイルをして働こうと思った場合、「経済的に働く必要がないのだから、家事と子育てをして家庭を守ってほしい」という男性もたくさんいます。
解決策は仕事と家庭を両立させるためにきちんと話し合うことです。
夫から仕事をすることを納得してもらえずに諦めてしまったり、夫に不満をぶつけてしまうと夫婦円満までいられないと思います。
結婚の本質は、共同で生活をすることで自分にないものを補い合って、よりよい生活を送ろうというものです。
結婚したことで自分ばかりに負担がかかったり、生活に不満が募ってしまうと結婚した意味がないと感じるようになっている可能性があります。
自分の気持ちを夫にも理解してもらい、妻が働くことをなぜ嫌がるのか夫の気持ちを理解することがお互い安心できる家庭を作ることができるでしょう。
自分から夫の意思を理解し、尊重したうえで話し合うことが大切です。
毎日仕事をして、疲れて帰ってきているので「帰った時くらいゆっくりしたい・安らぎたい」という気持ちは、多くの男性があります。
そのことをちゃんと理解すれば、自然と言葉や態度がやわらかくなるでしょう。
そうすると夫も素直に話し合いをする気持ちを持ち、妻のことを理解し、尊重しようと思うはずです。
もちろん、話し合いはあらかじめ「大事な話があるんだけどいつがいい?」などと予定を決めておくことをお勧めします。
男性に対して急に「話がある」と言っても、TVを見ていたりすると話し合いに応じないという傾向があるのです。
夫婦円満でいるために話し合った方がいいことは、それぞれが得る収入額やマネープラン、家事の分担、将来的な育児やワークプランです。
2つ目は、仕事する自分に誇りを持つことです。
仕事をしている自分に誇りを持つことで女性はもっともっと輝きます。
パートナーを思いやる余裕も生まれると思いますし、イキイキと働いているあなたにさらなる魅力を感じるでしょう。
「私が仕事をやめて家事をすれば、もっと生活が楽になるのかな」とネガティブな考え方をする必要はありません。
共働きであるマイナス面ではなく、良い面に目を向けてみてください。
解決策は、自分をほめてあげることです。
「男子厨房に入らず」という意識は薄れてきましたが、まだまだ日本の社会の中で女性が家事労働を負担にする割合は大きいです。
「自分ばかり」と不満を持つのではなく、仕事と家事を両立している自分をほめてあげましょう。
不満ばかり持っていると、相手に頼ることができなかったり、愚痴や嫌味を言ってしまうこともあるので夫婦関係に悪影響を及ぼします。
自分に誇りを持つと自分に自信が持てて、前向きになれます。
生活にハリが出て、夫を思いやる余裕が生まれて、ストレスが減り、アンチエイジング効果が期待できるのです。
3つ目は、夫婦で家事や育児を楽しむことです。
共働き夫婦がすれ違わないためには、夫婦がバランスよく家事を分担することが大切です。
「相手が楽ばかりしてる」と家事の不満やパートナーの不満が溜まってしまうと深刻な危機を招きまねません。
家事はこなさなくてはいけないので夫婦で家事を楽しみましょう。
家事の楽しみ方は、創作料理を作って互いに品評会をしたり、短時間で掃除を済ませる記録を競い合うこと、効率の良い家事のアイディアを出し合い、良いアイディアを出した場合はプレゼントをもらえるイベントにする。
このように家事に前向きに取り組める工夫をすることで夫婦での楽しい時間を過ごすことができ、すれ違いもなくなります。
上手な家事負担のバランスの作り方は、家事を完全に分担せずに必要に応じて相手を手伝う柔軟性を持つこと、お互いに得意な家事を行う。
手抜きしても気にしない、夫のした家事について不平不満を言わない、夫が家事をしているときは、自分も一緒に家事をすること、感謝の気持ちはその都度言葉に出して伝えることです。
4つ目はありがとうの気持ちを大切にすることです。
共働き世帯が失いがちなのは心の余裕です。
生活に追われず心に余裕を持たせるためには喜びの心を大切にすることです。
夫への感謝の気持ちを積極的に言葉に出して伝えることでよい効果が得られると思います。
夫に何かをやってもらったら素直に「ありがとう」「うれしい」「おいしい」などの言葉を返してください。
きちんと言葉にして伝えることで不思議とお互いの気持ちが穏やかになります。
「おはよう」「おかえり」などのあいさつも大切です。
夫婦間のあいさつはとても大切なコミュニケーションです。
「おはよう」「おかえりなさい」などの日常のあいさつに手を抜かず、共働き夫婦の良い関係を維持するように心がけましょう。
「挨拶くらいきちんとしてる」と思っている夫婦も多いですが、できていない夫婦も多いようです。
夫が挨拶や感謝の気持ちを言ってくれなかった場合はあなたから先に言うようにいましょう。
人間は相手の行動を自然とマネしたくなると、脳科学でも言われています。
遊ぼうというと遊ぼうという、馬鹿というと馬鹿という、もう遊ばないというと遊ばないという、そして後でさみしくなって、ごめんねというとごめんねというのです。
5つ目は相手に依存しないことです。
親しき中にも礼儀ありという言葉があるように、たとえ夫婦であても超えてはいけない一線というものはあります。
お互い協力が不可欠な共働き夫婦であることを選ぶのならば、相手に甘えすぎず、自分の自立する姿をイメージしましょう。
恋人同士だったころはお互いに遠慮して譲り合ったり、許しあえたりしていたのに、結婚して夫婦になったとたん「関係が変わってしまった」「喧嘩が多くなった」という夫婦も少なくないと思います。
これは「この人だったら、ここまでしても関係が修復できる」という安心感からくる甘えです。
話し合って、譲り合える関係が理想的ですし、たまには恋人同士のころのようにお互いの気持ちをリフレッシュさせることで仕事をしながらも夫との良い関係を維持することができるでしょう。
気持ちをリフレッシュさせるためには休日は一緒に外出してデートを楽しむこと、結婚記念日などの2人の記念日やイベントを大切にすること、たまにメールや手紙でやり取りすることが必要です。
6つ目は夫婦で食卓を囲むことを習慣にすることです。
共働き夫婦は、それぞれの仕事の拘束時間が違うので食卓を一緒に囲む機会が減ってしまう場合もあります。
食事は食べるだけではなく、会話を楽しむ家庭のコミュニケーションの要ともいえるので会話をしながら楽しく食べることで食事もおいしくなります。
共働き夫婦だからこそ、一緒に食卓を囲んでコミュニケーションを積極的にとることで夫婦がすれ違うことを減らすことができます。
もし相手の帰りが遅かったら、食事は先に済ませても仕方ないと思います。
ただし、相手が帰宅して食事をするときには、自分も一緒に食卓に着くことが大切です。
ご飯をよそってあげたり、お茶を入れてあげたり、「お疲れ様、今日はどうだった?」とその日の様子を聞いたりと気遣いをしてみるといいですよ。
先に食事を済ませたからと言って、相手が一人きりで食べることにならないようにしましょう。
7つ目は完ぺきを追求しないものです。
もしあなたがまじめで自分を頑張り屋さんだと思っていたり、人からそのように言われることがあったら、自分にも夫にも完璧を求めすぎないことが大切です。
頑張り屋さんの女性のほとんどは能力も高く、何でもそつなくこなせますが、ストレスもためてしまいがちです。
また、たとえストレスを感じてもなかなか相手に協力や助けを求められずに一人で抱えてしまうことが多いと思います。
その結果、体調を崩してしまったり、たまったストレスを夫にぶつけてしまい、夫婦の関係の悪化を招きません。
完璧を求めないために買い出しは週末に夫婦そろってまとめ買いすることや夫婦で週末に調理をして料理のストックをする、多少の誇りは目をつぶり、掃除機かけは週末だけにしましょう。
いかがでしたか。
この他にも、ちょっとした外出でも手をつないだり、甘えてみたり甘えさせてあげたりとコミュニケーションすることで、夫婦円満になっていきます。
そして、友人とランチやカラオケに行くなど、お互いに自分の時間をもつことで、さらに親密度が増します。
夫や妻は、唯一無二の人生のパートナーです。
前向きな姿勢でコミュニケーションを楽しみましょう。
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