連日氷点下にみまわれている日本ですが、そこで注意するのは路面凍結や水道管の凍結ですが、いつも目立つのは路面凍結の方ではないのでしょうか?
実は水道管の凍結には恐ろしく危険が伴うこともあることはご存知ですか?
そこで今回は水道管凍結に伴う危険をご紹介したいと思います。
水道管凍結での危険は水道管の破裂や水道の破損です。
氷は水よりも体積が大きいために、中に残っている水が氷り、膨張して破裂する訳です。
蛇口の破損ならまだそこを交換すれば良いのですが、水道管自体が破裂してしまいますと、大がかりな工事が必要となって、家計へのダメージも大きいですよね。
侮ってはならない水道管凍結。
こういう事が起こらない為にできる対策とは一体何でしょうか?
水道管の凍結温度
水道管が凍結する目安は、気温マイナス4度と言われています。
しかし屋外で日が当たらない、北風が強く吹き付けるなどの条件の場所では、マイナス1~2度でも水道管が凍結して水が出なくなったり、水道管が破裂することがあるので注意が必要です。
【水道管の破裂・凍結に注意】
東京地方全域に低温注意報が発表されました。冬の発表は33年ぶりです。
自宅の備えをおさらい。(提供:日本気象協会 トクする!防災)#低温注意報 #寒いhttps://t.co/uKjZZGPDA4 pic.twitter.com/yuLB9Ulg6o— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) January 24, 2018
翌朝の超低温予報が出た時は、水道の水を細く出したままにしておきましょう。
水が流れていれば、水道管が凍るのを防ぐことができます。
もし長期間留守にする時は、予め止水栓を閉めておきます。
止水栓を閉める時は、水道管に水が残らないように、水を出しながら閉めます。
保温材を重ね巻き
建物の外に付いている給湯器などの給水管、給湯管には保温材が巻かれています。
しかし強い寒波で外気温が氷点下になるようなときは、予め給水管や給湯管の保温材を厚くしておきましょう。
【大寒波が近づいています。宅地内の水道管の凍結防止対策をお願いします!】
市販の防寒材か毛布・布きれなどを巻き、濡れないようにビニールなどで覆います。また、メーターボックス内は、発泡スチロールなどの保温材で覆うと凍結防止の効果があります。https://t.co/6Ra5EHe55H#富士市 pic.twitter.com/boC76Xh0F7— 富士市 (@Fujishi_jp) January 23, 2018
現在巻いてある保温材の上から、さらに大きいサイズの保温チューブをホームセンターで買ってきて巻くだけです。
屋外の水道管も保温材の他、古い毛布やタオルなどを巻いて上からビニールをかぶせます。
そして、紐をしっかり巻き付けても保温効果があります。
より確実に温める方法と、水道管が破裂した時の対応については次のページで詳しくご紹介いたします。
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