最近は、寒い時期になると薄くて暖かいヒートテックを着ることが定番になっていますよね。
そんな便利なヒートテックですが、子供が着ると肌荒れや湿疹、かゆみを引き起こす可能性があることを、ご存知でしたか?
今回はそんなヒートテックでなぜ肌荒れが起こるのか、その理由についてご紹介します。
ヒートテックが心臓に危険?
ヒートテックは防寒に欠かせないインナーですが、「心臓に危険」という不思議な噂があるようです。
どうやら噂の原因は、ヒートテックの繊維に含まれている場合がある、金属のようです。
MRI検査を受ける時、金属を身に着けていると、金属が発熱してやけどをしたり画像が乱れてしまうそうです。
そのため、繊維に金属が含まれる可能性があるヒートテックは、着用してMRI検査が受けられないという事があるそうです。
ヒートテックが心臓に危険なわけではないようですね。
蕁麻疹などが出て肌に合わない
ヒートテックが肌に合わない、という人が多くいるのは事実のようです。
・ヒートテックで肌荒れになった
・ヒートテックを着ると肌がかゆくなる
・発疹が出る
・ジンマシンが出る
・乾燥して肌が粉をふいてしまう
このような人がいるようです。
これは素材に原因があるようです。
アクリルやポリウレタンなどの化学繊維が使用されているヒートテック。
化学繊維でアレルギーを起こす人は、肌荒れなどを引き起こしてしまうようです。
また、ヒートテックは吸湿発熱繊維というものが使われており、汗などの水分を吸収して発熱するという特徴があります。
乾燥肌の人がヒートテックを着用すると、水分を奪われてしまい、さらに肌が乾燥し、かゆみの原因となってしまうことがあるようです。
子供への安全な着せ方
ヒートテックの素材は、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維ですので、肌との摩擦が多く、肌に刺激を与えてしまいます。
そのことから肌の弱い子供は、肌荒れやかゆみを起こしてしまうのです。
特に危険なことは、子供が風邪などで発熱している時に、ヒートテックを着ることです。
発熱時に着ると熱がこもり、大量に汗をかきます。
そうしたことで、汗を吸収して発熱する仕組みのヒートテックは、さらに発熱し、高熱となってしまうのです。
そして、眠っているときは要注意で、子供は眠っているときに汗をかきやすく布団によって熱がこもり、いつまでも熱が発散されず、高熱が出てしまう可能性もありますので、着ることやめましょう。
では子供にとって、安全な着せ方とはどんなことでしょうか。
ヒートテックを着ると肌の水分が奪われるので、肌が乾燥してしまいます。
ですから普段から、しっかりと保湿をしてあげましょう。
子供の肌は何もしなくても保湿されているイメージですが、意外に乾燥しています。
特に、冬は乾燥する季節ですので普段から、しっかり保湿してあげると、ヒートテックで肌荒れを起こすこともなくなります。
そして、高熱のときは、ヒートテックを着せないようにしましょう。
また、夜寝るときにも、熱がこもる可能性があるので、着せない方が良いでしょう。
ヒートテックは寒い外に行くときにだけ、着せるようにしましょう。
おすすめの代用のインナー
ヒートテックは合わない、でも寒いのは嫌という人に肌に優しくて暖かいインナーを紹介します。
まずは、皮膚科のお医者さんもおすすめしている綿100%の素材のインナーです。
シルク100%のインナーもおすすめです。
天然素材なので常に水分を保有し続けているという性質があります。
ただ、つるつるとしているので着た時にひんやりするのが嫌な人や温かさを追求する人は別のものを探しましょう。
かゆみ対策には天然素材のインナーを着ることがおすすめです。
温かさが必要な場合は、インナーを重ね着してみましょう。
いかがでしたか。
寒い時期にとても便利なヒートテック。
汗をかきやすい子供だからこそ危険性がありますので、正しく性質を理解し、利用しましょう。
子供に限らず、大人でも汗をかきやすい方には、肌の乾燥とかゆみなどの症状も出ますので、何より保湿をしっかりとしてヒートテックを賢く利用しましょう。
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