洗っても洗っても髪がベタつく原因とは?そのお手入れ、間違っているかも・・・



夕方に髪がベタつく原因

 髪の毛がベタつく理由は、ずばり“皮脂”です。私たちの身体には至る所に皮脂腺がありますが、頭皮には体の約2倍の皮脂腺があります。その分、体よりも皮脂の分泌が盛んになります。

 適度な皮脂は頭皮の保護や汚れを落とすときに必要ですが、過剰に分泌されるとベタつきの原因になります。その中でも夕方に髪の毛がベタついてしまうのは、日中に皮脂が過剰に分泌してしまうからです。

 なぜ、過剰に分泌されてしまうというかと、まず肉、油もの中心の食生活が挙げられます。高脂質の物を食べ過ぎると血中の脂肪分が増え、自ずと皮脂も多くなります。

 次に挙げられるのは、ホルモンバランスの崩れです。ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌バランスも崩れて過剰に分泌されます。ストレスや生活習慣の乱れ、妊娠などにより、ホルモンバランスは崩れます。

ちゃんと洗っても髪がベタつく?

 日々のヘアケアの仕方にも関係があります。まず、皮脂汚れをキレイにしようと思うがあまりに洗いすぎるのは、実は逆効果です。1日に何回も洗ったり洗浄作用の強いシャンプーを使うと、皮脂が必要以上に落ちてしまいます。すると、頭皮は皮脂を過剰に分泌してしまうのです。

 ヘアケア用品がしっかりすすげていない、というのも原因となります。トリートメントや、コンディショナーなどのヘアケア用品は頭皮に付けないのが正しい使い方です。油分が多く含まれているので、頭皮について十分に洗い流されていないと頭皮の汚れの原因になります。

 そしてブラシで髪の毛を梳かすと、皮脂が毛先まで行き渡りツヤが出ます。しかし、梳かしすぎると余分に皮脂がついてしまいます。梳かしすぎも原因となるのです。

 日々の生活に加え、ヘアケアの仕方によっても生じる髪のベタつき。どう対処すれば良いのかを、次のページで詳しくご紹介いたします。





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