逆流性食道炎の症状かチェックすべき点はあそこ!背中痛と咳に注意!?食事療法で治すやり方とは…?



胸やけ?逆流性食道炎?

 胸やけや胸のつかえが気になることはありませんか?一時的でなく、慢性的な場合は「逆流性食道炎」かもしれません。

 逆流性食道炎とは胃液や胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きてしまっている状態をいいます。気になる方は、逆流性食道炎の問診票である“Fスケール”でチェックしてみましょう。

 答えの合計が8点以上のだと、逆流性食道炎の可能性があります。医薬品、化学品を手がけるメーカー「ライオン」がFスケールで調査をした結果、逆流性食道炎の疑いがあるのは20代の女性が52%、30代の女性が47%と若い女性に多いことが分かっています。

背中痛も逆流性食道炎が原因?

 逆流性食道炎の主な症状は胸やけです。胃から喉に突き上げるような感じや、食道の辺りがチリチリと痛みます。また、「呑酸」といって口や喉に酸っぱい胃液がこみあげてくる症状も特徴的。

 胸のつかえ・痛みのほか、胃もたれ、吐き気、食欲不振といった消化器系の症状も現れます。無関係のようですが、食後に起こる背中の痛みも症状のひとつ。

 食道に炎症が起こることで、食道の神経は過敏になります。同時に食道と連動・連結している背中の神経も反応してしまうのです。また、食道と背中の神経は近くにあるので、食道の痛みを背中の痛みと認識しているということもあります。

 痛みの原因は胃酸なので、胃酸が逆流する食後に痛みを感じるのです。全く無関係のようで、実は食道性食道炎が原因である症状はまだあります。次のページでご紹介する”あの”症状に気をつけましょう…。





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