深夜料金
深夜に乗ったら、同じ距離なのに昼間使った時より料金が高くなっている、と感じたことありませんか?それは、「深夜・早朝」の割増料金が適用されているからです。
大抵のタクシー会社では22:00〜5:00までは深夜・早朝とし、2割増しています。“割増料金”とは言いますが料金が2割増されているのではなく、距離が2割分短くなります。
これを先ほどの『東京23区、武蔵野市及び三鷹市』が営業地区のタクシー会社を例に計算してみると、以下のようになります。なお会社によっては、深夜・早朝の割増をしていない所もあります。
・初乗り距離2キロ→1,667メートル(2,000m÷1.2=1.66666…メートル)
・可算距離288メートル→240メートル(288m÷1.2=240メートル)
タクシーを呼んだ時も要注意
深夜・早朝の割増以外にも、通常より料金がかかる事があります。それは“迎車料”です。タクシーに乗る時、タクシー会社に電話して迎えに来てもらう時にかかる料金のことを言います。
この迎車料は1回1台100〜400円の定額料金の場合と、お迎え距離までの距離の料金がかかる場合があります。後者の場合、依頼した時点でメーターが動き出します。
タクシーの深夜料金が割増になるのは法に基づいている!?
労働基準法の37条では午後10時~午前5時までの労働は、通常より25%以上の割増賃金を支払う必要があると言うものからきているそうです。しかし、5%の差は法律を度外視した設定と言える…?— ろ〜とり (@routori) January 7, 2018
ただし、1〜2kmの一定の距離を超えたら初乗り料金の金額以上は請求されません。タクシーの料金やサービスは地域や会社によってバラバラです。
例えば初乗り料金は東京で710円であっても、北海道では650円、沖縄では500円と大きく差があります。これは運輸局が、各地域の営業状態等を勘案して運賃の認可を出しているためです。
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