日本人の多くが悩まされている腰痛。ひとくちに腰痛と言っても、その原因は様々です。複数の要因が重なっている場合もあります。
原因は外からの衝撃だけじゃない
腰痛の原因は、大きく分けて4つに大別されます。自分の腰痛の原因がどれに当てはまるか、いま一度考えてみましょう。
骨や筋肉の障害
激しい運動や事故などの衝撃によって引き起こされるのが、骨や筋肉の障害です。骨粗しょう症の場合、咳やくしゃみだけでも腰に痛みを感じることもあります。
神経の障害
いわゆる神経痛で皮膚の表面の辺りがチクチク、ピリピリと痛みます。体の中心にある脊髄という太い中枢神経が圧迫、または損傷されることで痛みが発生します。
精神的ストレス
心因性腰痛症と言われストレス、不安などが原因です。腰痛患者全体の85%は心理的・社会的が発症の要因とされています。
内臓の病気
周辺にある胃、腎臓、肝臓、子宮などの臓器の痛みが腰に響いたり、病気による内臓周辺の痛みを脳が腰の痛みだと勘違いしているケースがあります。
腰痛、ギックリ腰と言えばいきなりってイメージがありますが、実は隠れて進行してきた症状が重たい物を持ち上げたり、変わった姿勢を取ったりして急に痺れたり痛くて動き辛い状態になったことです。原因としては骨盤の歪み、椎間板ヘルニア、便秘、ストレス、睡眠不足による胃腸の緊張などがあります。 pic.twitter.com/ztLLMi3RAj
— 銀座鍼灸院メイリ (@GinzaMeili) 2017年12月18日
痛みは右側?左側?
原因が違えば、症状の出方も様々です。腰が痛むだけでなく、お尻や足にまで痛みがあるということも。特に足のしびれが気になる方は多いのではないでしょうか?
実は、足のしびれは腰痛に伴ってよく現れる症状なのです。それも左側だけ右側だけと、左右どちらかだけがしびれているという場合は、次のようなことが考えられます。
・坐骨神経痛
・椎間板ヘルニア
・腰椎分離症、すべり症
どれも、お尻から足の裏まで広い範囲にしびれを感じます。しかし発症の原因はバラバラで、どんな人がなりやすいかも違います。それぞれの特徴と、なりやすいタイプを次のページで詳しくご紹介いたします。
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