日本人の3人に1人は高血圧と言われるほど、高血圧は身近な問題です。そこで今回は、20代の女性の血圧の正常値を紹介すると共に、妊娠中の血圧の正常値も見てみましょう。
血圧の正常値
まず、高血圧が持つ問題点をご紹介いたします。高血圧を放置しておくと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険性を持っています。
血圧の正常値は、3つに分類されているので順番に紹介します。最初に、「至適血圧」と言う最も病気になりにくい血圧値ですが、これは120/80水銀柱ミリメートルです。
日帰り人間ドックから無事帰ってきました(´∀`*) 自宅で血圧測りましたら128正常でした。やっぱり緊張していたのね。 pic.twitter.com/asBCHsMiqN
— トリコロール (@Torikosandesuyo) 2017年12月14日
次に「正常血圧」。これは120/80水銀柱ミリメートル〜129/84水銀柱ミリメートルです。3つ目が、130/85水銀柱ミリメートル〜139/89水銀柱ミリメートルで正常高値血圧と言われます。
その中で、20代女性の正常な血圧値は108/69水銀柱ミリメートルとされます。なので、女性は心血管病の発症率が最も低いのです。
低血圧は?
そこで「低血圧は問題ないのか」という疑問が出てくるかもしれませんが、実は低血圧でも問題があります。低血圧と診断される基準値は、座った状態で収縮期血圧が100水銀柱ミリメートル以下です。
低血圧は、3種類の異なる原因から引き起こされています。まず、原因が分からない本能性低血圧です。次に、特定の病気によって引き起こされている症候性低血圧、最後に急な動きによっておこる起立性低血圧です。
このような原因の異なる低血圧は、10代から20代の女性に多く見られます(低血圧に関しての詳細はこちら)。さて次のページでは、妊娠中の方の血圧や血圧を下げる方法についてご紹介いたします。
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