コーヒーは好きだけど、飲むと決まってお腹が痛くなってしまうという方はいますか?好きなものを飲んで、体調が悪くなるのは悲しいですよね。今回はコーヒーで下痢が起こる原因と、美味しくコーヒーを飲む方法をご紹介します。
コーヒーで下痢が起こる原因
お腹を痛くさせる正体は、コーヒーに含まれる成分にあります。まず最初に挙げられるのはカフェインです。紅茶など、他のカフェイン飲料に比べてカフェイン含有量がダントツに多いのがコーヒーです。
カフェインと言えば眠気覚ましでお馴染みですが、実は胃酸を分泌させる働きもあります。特にすきっ腹の時は要注意。胃酸が出過ぎてしまい、胃痛が引き起こされます。
過敏性腸症候群は
水分の摂取によっても左右されます。
コーヒーやコーラといったカフェイン入飲料は
脱水をもたらして症状を悪化させることがあるので
注意してください。
ちなみに下痢をすると
身体の水分が喪失してしまうので
下痢の後は水分を補給しましょう。— 過敏性腸症候群あるある (@kabinseichou) December 11, 2017
怖いのは、カフェインは依存性が高いということです。カフェインの過剰摂取は自律神経を乱し、胃腸の働きにも影響を与えます。
それどころか、日常的に1日に250ミリグラムカフェインを摂取すると、慢性のカフェイン中毒になってしまうのです。そうして吐き気など、胃腸に異常をきたすことになります。
コーヒー以外の原因
他のカフェイン飲料でお腹が痛くならないという人は、タンニンが原因の疑いもあります。タンニンはポリフェノールの一種で、渋みや苦みの元になっている成分です。
タンニンには腸の粘膜を刺激する働きがあり、適量であれば下痢などを改善する効果があるのですが、過剰に摂取すると刺激が強すぎて胃が痛くなってしまいます。コーヒーアレルギーによる下痢、吐き気という可能性もあります。
【タンニン】には抗酸化作用があり、ガンを予防、殺菌作用等が期待できます。またタンニンには便を硬くする効果があるので下痢止めにも用いられます。ただし、タンニンと薬を同時に服用すると、反応して効かなくなることがありますので薬をお茶等で飲むは避けましょう。
— 【美容と健康】の成分つぶやき (@beauty__seibun) December 10, 2017
コーヒーは時間が経ってから症状が出る遅延型アレルギーなので、気づいていない人も多いかもしれません。また、コーヒーそのものが原因ではないことも考えられます。コーヒーでお腹が痛くなる時、砂糖を入れ過ぎていませんか?
砂糖で血糖値が上がると、体内の浸透圧も上昇します。腸の粘膜は、浸透圧を元に戻そうと水分を出すので、それが下痢に繋がってしまうのです。そんな風にお腹が痛くなるのはわかっていても、コーヒーを止められない。そんな方は次のページをご覧ください。
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