しもやけの予防・治し方
※予防法
・血液の流れをよくする
しもやけの原因は血の巡りが滞ることにあります。
お風呂に入る時、手や足の先をマッサージするといった方法が予防に効果的です。
・寒さ対策をしっかりと
身体が冷えた状態というのは、しもやけになりやすいものです。
厚着をして、手袋やマフラー、耳あてなどもしておくといいでしょう。
・身体をきちんと乾かす
冬には雪や雨で身体が湿りがち。
濡れた身体からは容赦なく温度が奪われていきますので、きちんと拭き取りましょう。
・栄養を摂る
食事を取り、栄養を摂り入れることで体温が生み出され、血流も良くなります。
食べないと身体が冷えるので、しもやけ対策としても栄養は摂りましょう。
※治し方
・腕全体の血流を良くする
同じ作業が続くとき、30分に一度は肩回し等で、上半身の血流がUPできる動きをして下さい。
・ビタミンE・ビタミンCを摂取する
ビタミンは血管の健康を保ち、血流を良くします。冬になる前から補給すると、さらに効き目が実感できます。
みかん等で中からビタミンを摂取し、ハンドクリームはビタミンEが入っているもので、外からケアしましょう。
・湿布薬を貼る
効能に「しもやけ」と明記してある製品を必ず選びましょう。
ビタミンEが配合されていれば、血行促進に期待が持てます。傷が無い初期症状にお勧めします。
・パラフィンパック
気持ちよく衛生的に手を温める方法として、ホームケアは難しいかもしれませんが、パラフィンパックがお勧めです。
ネイルサロンなどで行えるので相談してみましょう。
・唐辛子を靴下に入れる
唐辛子に含まれるアルコール成分が毛細血管を拡張させ、血流を良くします。
ただし、足の裏に怪我をしている際には痛くなるため、注意が必要です。
※NG療法
・温水と冷水に交互に手を浸す
血行を促す事には有効ですが症状が進行していると、かゆみや痛みを強く感じる、荒療治になってしまう事もあるので、お勧めできません。
・キンカンを塗る
キンカンは虫刺されのかゆみ止めの薬です。
その他、打撲、捻挫に効能があります。
しもやけが進行して、傷になっていると、しみて痛みを感じますのでお勧めできません。
・金柑の種の焼酎漬けを塗る
手作り化粧品として大変な優れものですが、しもやけに効果はありません。
傷口への感染も心配です。
決して使用しないでくださいね。
・針を刺して血を出す
内出血の解消で、治療につなげようと試みるのでしょうが、衛生面から絶対お勧めできません。
・ろうそくの蝋をたらす
しもやけ+火傷は辛いです。
パラフィンパックなら良いですが、ろうそくは絶対止めましょう。
かゆい時に役立つ薬
かゆみを抑える市販薬としては、しもやけの薬以外に外用消炎鎮痛剤、筋肉痛・肩こりで使う薬が効果があります。
軽度のしもやけは市販薬で対処できます。
ただし、触ると痛みがあるほどのしもやけの場合は、病院に行って診察を受けましょう。
様々なしもやけ用薬がありますが、「ユースキンa」、「メンソレータム軟膏」や「オロナイン軟膏」などは馴染み深い薬です。
薬選びの際には、副作用のあるストロイドが入っているものもあるため、薬剤師さんに相談しましょう。
適切に処理して、綺麗な手でおしゃれを楽しみたいですね。
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