日常生活の中で背中が痛いと感じたことはありませんか?実は、背中の痛みには様々な原因があるのです。
疲れや姿勢以外に、大きな病気が原因となっている場合もあるので注意が必要です。
背中の痛む部分によっても、原因が違ってくるので、チェックしてみましょう。
背中が痛い原因は?
背中の痛みの原因で最も多いのは、猫背など姿勢が悪いことや労働による疲れ、デスクワークなどによる血行不良などが挙げられます。
他には、ウイルスや細菌の感染、他の部位の痛みによるもの、ストレスなどがあります。
背中の痛みは原因が様々なので、長く続く場合は病院での受診をおすすめします。
背中が痛い場合に考えられる病気は?
背中が痛む原因には、大きな病気であることも考えられます。痛む場所が右と左で、症状が違ってくるのでチェックしておきましょう。
◯背中の右側が痛む場合
・胆石症
胆嚢の出口に胆汁のかたまり(胆石)が詰まってしまう病気です。みぞおちから右脇腹、背中の右側の痛みや寒気や吐き気などの症状があります。
・胆嚢炎
胆石症が悪化して、炎症が起きることで胆嚢炎になります。急性胆嚢炎と慢性胆嚢炎があり、症状が異なります。急性では、発熱、吐き気、背中やお腹、肩の右側が激しく痛むなどの症状があります。対して慢性では、お腹や背中の右側がズキズキと痛むという症状があります。
・肝炎
肝臓で炎症が起きる病気です。発熱や背中の右側が痛む、黄疸などの症状があります。
・肝臓癌
女性よりも男性に多い傾向があり、お腹の右側の不快感、右側の背中や肩甲骨の痛み、体の衰弱といった症状があります。
◯背中の左側が痛む場合
・心筋梗塞
心臓につながる動脈が詰まって、血液が送られずに心臓の機能が止まってしまう病気です。背中の左側の痛み、胸の激痛などの症状が出た後、冷や汗や吐き気、意識障害などの症状が出ます。
・膵炎
膵液が膵臓自体を消化してしまうことで起こる病気です。背中の左側以外に、腹部周辺の痛み、発熱、食欲不振などの症状があります。
・膵臓癌
膵臓に悪性腫瘍ができる病気で、これといった症状がなく早期発見が難しい病気です。背中の左側、みぞおちから左脇腹にかけての痛み、全身の倦怠感、下痢や便秘といった症状があります。
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