寝過ぎの症状を対策するには?
寝過ぎによる体調不良を改善するには、副交感神経から交感神経にスイッチを切り替えることが第一。まずは、太陽の光を浴びましょう。太陽の光には、スイッチを切り替える作用があります。
体温を上げることも大事。寝ている時は省エネモードになっているので、体温が下がっています。体温を上げれば血流が良くなり、内臓の働きも活発になります。温かい飲み物を飲めば、身体の中から暖かくなります。
ただし、暑すぎるのはNG。身体がびっくりしてしまいます。ぬるめの白湯が良いでしょう。起きたばかりの時は血糖値が下がっているのでホットミルクなど甘いものもおススメです。
コーヒーなどは、カフェインが中枢神経を刺激して脳を覚醒させてくれます。ただ、空腹の時は胃痛の元になるので胃壁に膜を張る牛乳を混ぜるのがベターです。
寝過ぎとうつ病
寝過ぎは、今まで紹介してきたような体調不良以外のデメリットを引き起こす子もアチます。特に生活リズムの崩れは軽視できません。初めは少しのズレだったのが、いつの間にか大きなズレになっていることも。
というのも1日24時間に対し、人間の体内時計は25時間。意識的に規則正しい生活をしていないと、少しずつですが確実に時間がズレてリズムが崩れてしまいます。リズムが大幅に崩れると夜眠れなくなり、昼夜逆転になることも。
うつ病患者の約8割は不眠で1割が寝過ぎである
— 二度寝はするべき (@c05_g) November 9, 2017
日常生活に支障をきたすだけでなく、集中力が低下し仕事でもミスを繰り返してしまう可能性もあります。そして、それはうつ病などの精神障害のきっかけにもなり得ます。また、自律神経が乱れるとホルモンバランスにも影響を与えます。
女性にとっては、生理周期が乱れたり子宮や卵巣のトラブル、更には肌荒れと体調不良が加速する一方です。健康のためには睡眠は大事ですが、寝すぎは逆効果です。寝すぎてしまうのには、睡眠の質も深く関係しています。寝具など、寝る環境も見直して質の良い眠りで自律神経のスイッチを上手に切り替えましょう。
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