舌が白い、黄色い原因はこれだ!正しい取り方教えます!実は病気の可能性も・・・※画像あり



舌苔の取り方

お風呂のカビ取りを想像してみてください。たわしでこすってしまうとカビはさらに根本に入ってしまいますよね。

カビ取りには付け置き・時間が経ったら水で流すという方法が一般的だと思います。

これは舌苔除去でも同じです。

舌苔はプラークという物質からできているのですが、舌苔の表面にはバイオフィルムという膜が貼られており殺菌剤(マウスウォッシュ・うがい薬)は効きません。

しかしプラークは「アルカリ」には弱いのです。

ですから、アルカリの歯磨き粉やうがい薬を使用することで舌苔は格段に摂りやすくなるのです。

アルカリの歯磨き粉でオススメなのは「美息美人(びいきびじん)」です。

こちらの歯磨き粉はPh11.4という高アルカリのため舌苔を分解するだけでなく口臭の予防にも効果的です。

「美息美人」で歯磨きを行うと舌苔が柔らかくなるため、コットンで優しく押さえるだけでも汚れを取り除くことが出来ます。

口臭予防のついでにしぶとい舌苔も除去できるなんて嬉しいですよね!

ぜひ日々のケア方法に取り入れてはいかがでしょうか?

こちらの清掃の仕方も参考になるのでぜひご覧になってください↓↓

【舌ブラシでの取り方】

1、舌を思いっきり前に突き出し舌苔が付いている場所を確認します。(白くなっている部分)

2、舌ブラシを軽く濡らし、舌の奥から手前に軽く引くイメージで舌苔を取っていきます。

コツは息を数秒間止めながら行うことです。そうすることで「おえっ」という嘔吐反射が出にくくなります。

3、舌ブラシの先を水でよく洗い、ブラシの先に汚れが付かなくなるまで繰り返します。

※舌磨きをやるタイミングですが、起床時の1回のみです。

やりすぎてしまうと舌の粘膜を傷つけてしまうので注意が必要です。

舌苔を取る前と取った後の変化がこちらです。

白い部分が減り、ピンク色の面積が増えていることが分かります。

歯ブラシで行うと舌を傷つけてしまうおそれがあるので必ず舌ブラシを使うようにしましょう。

※改善策

・上あごで舌を擦る

上あごの粘膜は舌よりも硬く、ごつごつとしています。

舌を上あごにこすりつけることによって、舌の表面についている苔が取れます。舌苔がすべて取れるのではなく、上面の苔だけです。

しかし、これを繰り返すことで、舌の苔が減少します。

また、舌を動かすと唾液の分泌を促す効果もあります。

・ガムや昆布などで舌をころがす

舌を上あごにこすりつけるのが難しい人の場合は、ガムや小さく切った昆布を口にいれ、舌で転がすようにするといいです。

舌苔を取る効果もありますが、唾液も促進できるのでおすすです。

・ムチンが含まれる食品を食べる

唾液には、ムチンという粘液素が含まれています。

ムチンは細菌の活動を弱めたり、排出する働きがあります。

舌苔が減りできなくなくしているのは、唾液のムチンの働きによるものです。このムチンが含まれる食べ物があります。

それは、納豆、山芋、オクラ、昆布、なめこです。

これらネバネバする食べ物には、ムチンが含まれています。

ですから、納豆などネバネバする食べ物を食べると、舌苔を減らす効果があります。

それだけではなく、ムチンの粘液によって舌の粘膜が保護されるため、舌苔ができないように予防する効果も期待できます。

ドライマウスで舌が乾くなどの症状がある場合には、ネバネバする食べ物を食べることをおすすめします。

さらに詳しく知りたい方は下記リンクもご参照ください!

舌の奥の臭いが取れない場合の対策は?また、衝撃の原因が隠されていたことが判明・・・

痛いのは病気のせい?

舌の表面がヒリヒリ、ピリピリと痛くなったことはありませんか?

この症状を「舌痛症」といいますが、舌痛症といっても人によって痛くなる原因は様々です。

※主な原因

・口腔カンジタ症

カンジタ菌は誰もが持っている菌ですが、体の調子が悪く免疫力が低下することで菌のバランスがくずれたり、抗生物質を長期間使用したことによって異常繁殖することがあります。

すると口の中にカビ(カンジタ菌)が増え、上あご・舌・唇などに白い苔状や赤い斑点やびらんができます。

歯肉にできることは少なく、熱いお茶などを飲んだときにヒリヒリするようです。

・ドライマウス

口の中が乾燥すると舌の表面に舌苔(ぜったい)ができたり、傷つきやすくなるため、ヒリヒリ、ピリピリと痛むことがあります。

・口内炎

口内炎になると、中心部が楕円形に白くなり、その周囲が赤く腫れます。

軽く触れるだけでも、痛みを感じピリピリします。

・脳神経の混線による舌痛症

舌がヒリヒリ、ピリピリする原因で最も多いのは、実はこの原因不明による舌痛症のようです。

これは、脳の神経の混線が一因ではないかと推測されています。

・舌磨きでヒリヒリしている

舌磨きを過剰に行っていると、デリケートな舌粘膜を傷つけてしまい、傷がつくと細菌が繁殖し化膿します。

そのことによって、舌が「ヒリヒリ」することがあります。

※対策法

舌痛症で意外と多いのが脳神経の混線によるものだということに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

舌がピリピリするといっても、原因は様々です。

この場合は口腔外科や耳鼻科を受診することをおすすめします。

処方薬で痛みが軽減できるので、我慢する必要がなくなりますね。

一時的な口内炎の場合もありますが、舌がんのような病気の場合もあるかもしれませんので舌が痛む時は医療機関で診てもらうことも大切です。





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