虫に刺されると、赤い発疹や、かゆみ、痛みなどの炎症症状がみられます。虫さされは、とても日常的な皮膚病のひとつで蚊、ブヨ、ハチなど、身近な虫が原因となることが多く、完全に予防することはなかなかむずかしいものですよね。
それぞれの虫に特有の毒成分や、唾液に含まれる成分が私たちの皮膚に注入されることによって生じるアレルギー反応が虫さされの症状です。
今回は代表的な虫の特徴と、刺されたときの症状および治療法について紹介したいと思います。
まずはじめに、こちらの動画をご覧になっていただいてから本文を読み進んでいただけると非常にわかりやすいと思います。
腫れが大きい・広がる場合
虫刺されが大きすぎて引いてる。めっちゃ痒いし腫れ方がすごい
— あつし (@xalt9x) August 9, 2017
虫刺され腫れすぎて足変形してる…….痛い
— 紅羽(いろは) (@iroha_0601) August 10, 2017
実際に虫刺されで腫れてしまったという人は多く、そのほとんどが原因が分からずにいるようです。
※原因
普通の蚊と違って刺された場所の腫れ方が特に大きく膨らんでいる場合は「ブヨ」による虫刺されの可能性が高く、頭痛や発熱などの症状を伴うこともあります。
ブヨは蚊とは違って麻酔薬成分を先に注入するため、刺されたことに気づきにくいと言われています。
また、症状が現れるのは刺されてから数時間後~翌日になる場合があります。
※対処法
ブヨに刺された場合、刺された直後であれば小さな出血点が残ります。
出血点を発見したら酵素毒を絞り出すように手の爪で傷口を挟んで押し出しましょう。(毒を絞り出す時は清潔な手でやるようにしてください。)
その後、清潔なタオルをよく濡らし、刺された部位を優しく拭いてあげることでかゆみを和らげることが出来ます。
もし用意できるようであれば、40度以上のシャワーをかける、または温かい飲み物を押し当てるとよりいっそういいでしょう。
すでに腫れてしまっている場合はステロイド系の外用薬を塗ることをお勧めします。
筋肉痛のように痛む場合
※原因
この場合は、「デング熱」の可能性が非常に高いです。
2014年に流行し、全国を震撼させたことも記憶に新しいデング熱は、デングウイルスを持った「ネッタイシマカ」や「ヒトスジシマカ」などに刺されることで感染します。
デング熱のウイルスを持っている蚊に刺されることで、感染してしまうのです。
刺されて2~10日後に突然高熱が出るだけでなく、頭痛、目の奥の痛みや目の充血、顔面紅潮といった症状が出ます。
さらに、全身の筋肉痛や骨関節痛や全身倦怠感なども伴います。
しかし、それだけでは収まらず、胸部や体感に発疹ができ、それが次第に広がっていきます。
また、食欲不振や腹痛、吐き気などの消化器に症状が出ることや血小板の低下により出血しやすくなっています。
デング熱は、治ったと思っていても、平熱に戻るころに血液中の液体成分が血管から漏れだしたり、出血をしたりするデング熱出血熱を発症する場合ばありますので、注意しましょう。
デング熱は自分では治せないので、このような症状が出たらすぐに病院で診てもらうようにしましょう。
他の症状については次ページからどうぞ!!
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