指パッチンの簡単なやり方とは?また、大きい音をやり過ぎると変形するとの噂も・・・



指をパチンと鳴らす「指パッチン」

うまく音が鳴る人もいれば、全くならないという人もいるでしょう。

人それぞれ、手の性質もありますので、指パッチンに向く手もあれば、向かない手もあるのかもしれません。

でも「パチン」といい音が出せると、気持ちが良いですね。

実は、この指パッチンをして、いい音を出すにはコツがあります。

どんなやり方をすれば、いい音が出せるようになるのでしょう。

指パッチンの原理

そもそも指を鳴らすというのは、どんな原理なのでしょうか。

それはとても簡単なもので、中指が親指に擦れた後に親指の付け根辺りに当たると、パチンと音が鳴るというのが指パッチンの原理なのです。

この音は親指と中指がこすれる時に音が出ていると思われているかもしれません。

しかし、実は、音が鳴るのは、指パッチンの動作をした時に、手に閉じ込められた空気が、隙間から飛び出るからです。

指がぶつかる音ではなく、空気を弾くことで音が出ているというわけです。

そして、鳴らせない人の多くは、親指と中指が擦れた時にパチンと鳴るものだと勘違いしている人が多いため、力任せに指を強く擦れさせようとして失敗してしまうのです。

では次に、正しいやり方はあるのでしょうか。

やり方

やり方は、多くの人が知っているようにとてもシンプルなもので、次の3ステップで実際にやってみましょう。

ステップ①

最初に、やりやすいと感じる方の手の親指を中指につけます。

この時、親指が中指の第一関節辺りにくっつけるようにしましょう。

このポジションこそが、基本の形となるので覚えておきましょう。

また、この時、中指は力を入れずに軽くくっつけるようにしましょう。

ステップ②

次に、薬指は、親指の付け根辺りにつけます。

ステップ①の基本の形にそれぞれの指のポジションに置くと、自然に薬指が折り曲げた中指に引っ張られる感じで、少し曲がって宙ぶらりんの状態になります。

しかし、ここが大きなポイントの1つで、宙ぶらりんのままでは指パッチンを成功させられません。

薬指は、しっかりと親指の付け根辺りにつけるようにしましょう。

ステップ③

そして、指パッチンの最大の見せ場とも言える最後のステップは、中指を親指に擦りつけるようにして、親指の付け根に振り下ろすようにして、当てることでパチンと音が鳴ります。

また、この時、親指の動きは横にスライドさせるようなイメージで動かしましょう。

大きい音を鳴らすコツ

このようにやり方を知ることで、すぐにパチンと音が出せるようになる方もいれば、基本的なやり方が分かっても、全くできない方もいます。

そこで、成功させるための3つのコツがあります。

このコツを理解すれば、成功率は格段に上がること間違いないでしょう。

コツ①指の湿り気

まず、指の湿り気が必要です。

指が完全に乾燥している時と湿り気がある時では、成功率が大きく異なると言われています。

ある程度の湿り気があると、指同士が引っ掛かりやすくなり、その反動を利用してパチンと鳴らせ、成功率を上げられます。

指を水に濡らして軽く水気を切ったり、保湿クリームを少し塗ってみましょう。

コツ②薬指と小指で作る空洞

次は、薬指と小指で作る空洞です。

薬指は中指を曲げると引っ張られるため、宙ぶらりんの状態になってしまいます。

このまま宙ぶらりんのままだと、指をパチンとかっこよく鳴らすことはできません。

なぜなら、薬指と小指を折り曲げる時にできる空洞が、重要な役割を担っているからです。

このような空洞ができることによって、空気が振動してパチンと鳴る音が空洞の中で反響して、キレイな音を響かせられるのです。

コツ③中指を勢いよく叩き落とす

原理を理解していない人の場合、中指を親指に強く擦り付けて大きな音を出そうと考える人が多いようです。

しかし、それでは原理を完全に、無視していることになります。

そもそも、原理を理解しないやり方では、成功するはずはないという訳です。

原理を正しく理解している人は、指を強く擦りつけるのではなく、いかに勢いよく中指を叩き落とすかにフォーカスしているものです。

手の形は人それぞれなので、やり方もひとそれぞれ微妙に異なります。

まずは基本のやり方を覚えて、鳴らしてみましょう。

慣れてくると、音が出やすい指の位置がわかってきます。

いくら試しても、間違った指の位置では音は出ません。

間違ったやり方は、ケガにもつながりますので気を付けましょう。

指パッチンは、指を鳴らすのではなく、空気をはじくのだということを理解して、いい音を出せるようになりたいですね。





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