胎児の健やかな成長のために、妊婦が積極的に摂るよう言われている葉酸。実は妊婦だけでなく女性の強い味方です。葉酸の効能と多く含まれる食品についてご紹介します。
葉酸の重要な効果
葉酸はビタミンB群の一種。ほうれん草の葉から発見されたため、「葉酸」と名付けられた栄養素でビタミンB12と共に細胞核に含まれる核酸を作り出します。
核酸はあらゆる細胞に必要なもので、特に赤血球を作るために欠かせません。葉酸が不足すると赤血球を作れなくなり、貧血が起こりやすくなります。貧血の原因は、鉄不足だけではなかったのですね。
【葉酸】
数あるビタミンB群の一つ。別名ビタミンB9。赤血球の合成をする働きを持つ。不足すると貧血を起こすリスクが高まるため、常に貧血と隣合わせである長距離選手は意識的に取ることをオススメする。
【摂取:レバー系、サプリ】— トッシー@ランニングコーチ (@tosi_sabu3) October 19, 2017
また赤血球は酸素を運ぶ役割もあるので、赤血球不足は疲れやすくなり、めまいや動悸を引き起こす要因にもなります。逆に血液の量が増えて血行が良くなれば、冷え性も改善されます。
また葉酸は、動脈硬化やガンの予防にも役立つとされ、皮膚や粘膜を保護する働きもあるので、美肌や育毛効果もあるそうです。そしてお腹の赤ちゃんのためにとても重要な栄養素です。葉酸を含む食べ物と効果的な摂り方は、次のページで詳しくご紹介いたします。
コメントを残す