子供の近視の治し方は外の光を浴びるのが良い!?18ヶ月に及ぶ研究結果がこちら・・・



近視と老眼の関係

 巷ではよく、近視の人は老眼にならないなどと言う説が囁かれているようですが、これはどうやらデマのようです。人は年齢を重ねるに連れて、老眼が進行していきます。

 近視の人でも、メガネをかけて遠くがよく見える状態の人は40歳ごろから見えづらくなり、老眼を自覚するようになります。しかし近視の人でも、メガネをかけていない人や度の弱いメガネをかけている人は、元々近くのものにピントが合っているので、老眼を自覚できない場合があります。

 この自覚できるかできないかの差が、もしかすると「近視の人は老眼にならない」と言う説が囁かれるようになった所以かもしれないですね。続いて、子供の近視の治し方についてご紹介いたします。

子供の近視の治し方

 年齢を重ねるにつれて近視を治すのは難しくなりますが、子供のうちならまだ治療することは可能です。最近の研究によると屋外の光を浴びることが、近視を治すのに大きな役割を果たす可能性があると考えられています。

 これはオーストラリア視覚会議(AVC)によって報告されたことです。研究チームは10代前半の子供約100人を、18ヶ月にわたって追跡調査しました。そして、その中の40%は近視の子でした。

 さらに子供たちの日光を浴びた量を記録するために、18ヶ月の期間のうちに2度センサーをつける期間を設けました。その結果40%の近視の子のうち、屋外の光を浴びる時間の少なかった子供の方が視力低下の度合いが大きいことが判明したのです。今の段階ではまだ、自然光と人工光の目の作用への違いは明らかにされてはいません。

 最近は屋内でテレビやゲームをやる子供が増えているので、近視になってしまう子供が多いのかもしれません。研究チームはこの結果を踏まえ、子供は最低でも1日1時間〜2時間は屋外の光を浴びれば近視の予防、あるいは進行を遅れさせることができると提唱しています。

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