大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの量を増やします。女性ホルモンは、月経周期や妊娠に関係するプロゲステロンと、女性らしい体を作るエストロゲンの2つがあります。
この女性ホルモンの分泌量が減ることによって、健康問題が生じます。また、大豆に含まれたイソフラボンを毎日摂取すると減少した女性ホルモンを補えますが、注意しなければいけないことがあります。そこで今回は、イソフラボンの効果と摂取の際の注意点を紹介します。
イソフラボンの摂取量と食品
女性ホルモンを補う大豆イソフラボンですが摂りすぎると体に負担になるため、1日の摂取量を知っておきましょう。イソフラボンの1日の摂取量の目安は、70〜75ミリグラムを上限としています。
サプリメントでの摂取の場合は、30ミリグラムが上限です。1日の摂取量は、食品で簡単に摂取できてしまいます。100グラムの食品中のイソフラボンの含有量は以下の通り。
・きな粉:260ミリグラム
・大豆:140ミリグラム
・納豆:70ミリグラム
・味噌:50ミリグラム
・豆乳:25〜35ミリグラム
・豆腐:20〜30ミリグラム
豆腐や味噌など、日本人にとって身近な食品で目安となる摂取量もご覧ください。目安を基準にして、毎日イソフラボンを摂るようにしましょう。
・豆腐:半分程度
・豆乳:コップ1から2杯
・納豆:1パック
・きな粉:大さじ2から3杯
イソフラボンの摂りすぎ
女性ホルモンを補うイソフラボンの摂りすぎが、どのような健康問題を持っているのか紹介します。通常の食事で大豆イソフラボンを取っていれば問題はないですが、リスクがあることを知っておくことは大切です。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンだが、一日の摂取量は40mg~50mgがいいらしい。豆腐なら半丁位だ。まあ大量に摂取しても体外に出されるらしいが、だからといって摂りすぎは良くないぞ。それを八左ヱ門に言ったら「お前が一番気をつけろ」って言われた。俺そんなに大豆イソフラボン摂ってる?
— 豆乳兵助bot (@soymilk_K_love) October 13, 2017
・乳がんの発症と再発のリスクを高める
・月経不順や月経周期が長くなる
・人体では明らかではないが、動物実験では生殖器官への有害作用がある
・子宮内膜増殖症の発症が高まる
色々とイソフラボンの怖い側面を見てきましたが、適量さえ守ればイソフラボンは私たちの体に12の素晴らしい効果をもたらします。それについては、次のページで詳しくご紹介いたします。
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