23年間の研究で分かった唐辛子の効能がすごい!あの病気での死亡率が17%低下する!?



心臓発作に効果的

 驚きの研究結果とは、唐辛子を食べている人の死亡率が食べていない人に比べて17%も低いというもの。つまり、唐辛子を食べている方が長生きするというのです。

 1988年から23年にわたり、18歳以上のアメリカ人1万6,000人を対象に実施された国民健康栄養調査を元に、ベルモント大学ラーナーカレッジは追跡調査を行いました。

 そして唐辛子と死亡率の関係について分析し、冒頭なような結果が導き出されたのです。特に、心臓病や心臓発作の死亡率が低いということも検証されています。

 なぜ唐辛子の摂取によって死亡率を抑えることができるのかはまだ解明されていませんが、研究者の間では唐辛子のある成分が影響しているのではないかと考えられています。これは辛いもの好きの方にとっては朗報かもしれませんね。

正体はカプサイシン

 あまり知られていませんが、唐辛子は栄養の宝庫。中でも働きが目立つのが、辛味成分「カプサイシン」。少量でも効果を感じられる成分です。研究者が注目しているのもこのカプサイシン。

 カプサイシンはダイエット効果で有名ですが、それ以外にも冠動脈の血流を良くしたり腸内環境の正常化、免疫力を高めるなど様々な効果が期待できます。死亡率の低下は、ダイエット効果により肥満が抑制され、動脈疾患や脳卒中の予防による可能性があるのではないか。

 また、タンパク質の通り道が活性化されたことによるのではないか、と考えられています。まだまだこの先、研究が進めば効果的な唐辛子の使い方が発見されるかもしれません。

 辛いだけではなく、色々な効果がある唐辛子。積極的に料理に取り入れて、ダイエットしつつ長寿も手に入れてしまいましょう。





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