“善玉菌”という言葉、多くの方がCMなどで聞いたことがあると思います。この善玉菌、実は肌にも菌がいるということをご存知でしたか?なぜか肌が荒れているという時は、善玉菌の働きが弱くなっているのかもしれません。
常在菌の隠れた働き
「菌」というとあまり良いイメージはありませんが、実は私たちの身体を守ってくれている強い味方なのです。女性なら何歳になっても気になる肌も、常在菌に守られています。
個人差はありますが人間の皮膚には約10種類、数にして約1兆個の常在菌がいます。それらが肌を健康に保つため、日々働いているのです。
定期便)腸内だけではなく、ヒトの皮膚にも常在菌がいっぱい。
あまりにも石鹸(弱アルカリ)を使い過ぎると、弱酸性の肌で生活している常在菌たちが疲れてしまう。ほどほどにね。#皮膚 #お肌 #常在菌
— Kenjin_jp 人間力の磨き方 (@pushupper) November 22, 2017
例えば、表皮ブドウ球菌は肌を弱酸性に保ってくれています。弱酸性に保つことで、外部からの刺激や雑菌の繁殖を防ぎます。
アクネ菌はニキビの元ではありますが、それは脂っこいものを食べ過ぎたり偏食してしまった場合です。普段は、保湿成分を作る大事な菌です。
善玉菌に対して悪玉菌と日和見菌
常在菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類があります。善玉菌はその名のとおり、お肌を守るために善いことをたくさんしてくれます。
一方の日和見菌は、普段はおとなしい良い子なのですが免疫力が低下し、善玉菌が減ると途端に悪玉菌に変身して悪さをし始めます。前述したアクネ菌がその代表例です。
善玉菌と悪玉菌と聞くと、腸を思い浮かべますが、実は顔にも存在します。
間違った洗顔や洗いすぎは善玉菌を減らして吹き出物などの肌トラブルにつながるんです!— mokkun5386@yahoo.co. (@junko8733) November 22, 2017
悪玉菌や日和見菌をなくせば良さそうに思えますが、それは大きな間違いです。なぜなら、善玉菌は悪玉菌がいないと働かなくなるからです。肌を良い状態で保つためには、善玉菌を働かせる悪玉菌が必要なのです。
重要なのはそれぞれのバランス。バランスが崩れて善玉菌が減り、悪玉菌が増えると肌トラブルに陥ってしまうのです。そのバランスを保つためにはどうすればよいのか、次のページで詳しくご紹介いたします。
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