年末年始の定番といえば、なんといっても「お餅」でしょう。
鏡餅はもちろんのこと、焼き餅、お雑煮、お汁粉などなど……。
さまざまな場面でお餅が登場します。
とはいえ、お餅には注意すべき点があるのも確かです。
毎年、十数名から数十名もの方がお餅を喉に詰まらせて病院へ運ばれ、下手をすれば亡くなってしまうことはニュースにも取り上げられていますよね。
それだけではありません。
ちょっとカビてしまったお餅。
これをどうするかというのも、気をつけなければいけない点があるのです。
カビの見分け方
餅に生えたカビの中には安全で、食べても問題のないものもあります。
しかし、ほとんどのカビが体に害を与えます。
よってタイトルの「○か×か」の問いについては、「×」と考えて間違いないです。
そんなカビの見分け方ですが、実は専門家でも一目で見分けるのは難しいと言われており、私たちのような素人にはなおさら難しいものです。
なので大丈夫だと勝手に判断せずに、カビが生えてしまった餅は処分するようにしましょう。
カビの取り方
お餅のカビには、黒カビや青カビ、赤カビなどがあります。
いずれも強い毒性があり、熱を加えただけでは危険性は失われません。
お餅にカビが生えるのは、時間経過だけではなく保存状態にも原因があります。
湿気や温度に注意するべきでしょう。
餅に生えてしまったカビを取り除けば食べられるのではないかと多くの日本人は考えるかもしれません。
しかしカビの中には食中毒やガン、アレルギーなど深刻な症状を引き起こす可能性のあるものがたくさんあります。
冷えた餅は、固いわりに水気を含んでいるから、油断するとすぐにカビが生える。元は同じ米でも、保存食にするなら糒(ほしい)のほうが向いているかもしれないな。
— ナナアキ (@7aki_bot) October 2, 2017
これらは命にも関わるので大変危険です。
またカビは根を張ってしまい、完全に取り除くのは極めて困難で、どこかに残っている可能性があります。
そのため、餅に生えてきたカビは取ろうとせずにやはり処分するようにしましょう。
次のページではカビを対策する方法や、カビの除去方法についてご紹介します。
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