お餅を喉に詰まらせたときの応急措置について
意識がある場合と意識がない場合で、とるべき応急措置が変わってきます。
まず意識がある場合ですが、とにかく咳をさせるよう仕向けましょう。
また、背中の、肩甲骨と肩甲骨の間を何度も叩いたり、みぞおち部分をぐぅーっと圧迫したり、胸の外側の下部分をぐぐぅーっと圧迫すると、喉にはさまったお餅が戻りやすくなります。
意識がすでにない場合は大変です。上の圧迫に加えて、人工呼吸の操作を加えてください。
もし喉の上のほうにお餅がみえるなら、口をあけて口の中に手をつっこんで餅をつかんて掻き出す方法も有効です。
どうしても手が届かない場合は、緊急を要する場合は、掃除機に細いノズルをつけて、のどちんこを吸い込まないよう奥のほうまでつっこんで、スイッチをいれてお餅を吸い出す方法も有効です。ただし、この方法は意識を取り戻した当人に掃除機をつっこんで取り出したことは黙っておいてあげてくださいね。
さいごに
以上がお餅が喉に詰まってしまったときの応急処置のご説明でした。
せっかくの楽しいお正月がたいへんなことにならないよう、小さめにカットする、ゆっくり食べる、水分と一緒にとる、お酒を飲んだあとはおもちは控える、食べている間に急に笑わせたり、驚かせたりしない、などお餅を食べるときは喉に詰まらせないよう注意しましょう。
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