特に何も負担をかけた覚えはないのに、足の裏が痛くなることはございませんか?その足の裏の痛みは、痛みの箇所によって以下の症状が考えられます。この4つの原因について、1つずつ見ていきましょう。
土踏まずが痛い場合
地面に触れることのないはずの土踏まずが痛い場合、考えられる原因は「偏平足」かのしれません。偏平足とは、アーチ形状の骨格構造が崩れることで土踏まずが無くなる状態。偏平足の見分け方としては、以下の4つが挙げられます。
まず、こぶし1つ分(10センチ程)のスペースを空けます。正面を向いて、両足に均等に体重をかけるように立ちます。その次に、舟状骨の位置を確認します。
舟状骨はくるぶしより下、土踏まずの側面にあります。親指で触れてみると、骨が出っ張っているのがわかります。そして、舟状骨の高さが3センチ未満なら偏平足の可能性が高いです。痛みの症状としては、以下の2つです。
・長時間立ちっぱなしだったり、歩き続けていると土踏まずが痛い。
・土踏まずをサポートするシューズを履いているにもかかわらず、土踏まずが痛い。
考えられる原因は、筋力の衰えです。そのほかにも運動不足、日常的にヒールやパンプスを履いている、などがあげられます。偏平足には、外反偏平足ランニングシューズがおススメです。
土踏まずから踵にかけての痛み「足底筋膜炎」
足底筋膜炎とは、かかとから足先までを結ぶ筋肉の筋、足底筋膜が何らかの理由で炎症を起こすことです。足底筋膜炎の見分け方は、以下の通りです。
・かかとが地面に着いた時に痛みがでる
・つま先立ちをした時に足の裏にチクッとした痛みが走る
・かかとから土踏まず辺りを押すと痛い
・歩いたりジャンプをするち痛む
痛みの原因としては、足の酷使が多いようです。そのほかにも立ちっぱなしの仕事、激しいスポーツ、そしてヒールなどの足に負担のかかる靴を履いていたり、偏平足を治療しないままでいると悪化するようです。
残りの2つ、中足骨骨頭痛とモートン病については次のページでご紹介いたします。特にモートン病については、しっかり見ておくと良いでしょう。
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